結果
第56回 福島記念(G3)16頭立て
福島 芝2000m
馬場状態:良
クッション値:7.9(やや軟らかめ)
着順 | 馬名 | タイム | 着差 | 位置取り | 上がり3F |
① | バイオスパーク | 1.59.6 | 7-7-7-7(中団) | 35.2 | |
② | ヴァンケドミンゴ | 1.59.6 | クビ | 7-7-7-7(中団) | 35.2 |
③ | テリトーリアル | 1.59.8 | 1 | 2-2-2-2(先行) | 36.6 |
レース上り:36.5
ラップ分析
1着タイム | 後3F | Lap1 | Lap2 | Lap3 | Lap4 | Lap5 | Lap6 | Lap7 | Lap8 | Lap9 | Lap10 | |
今走 | 1.59.6 | 36.5 | 12.6 | 11.3 | 11.8 | 11.9 | 12.0 | 11.8 | 11.7 | 12.0 | 12.1 | 12.4 |
過去平均 | 1.59.03 | 35.6 | 12.2 | 11.2 | 11.5 | 12.2 | 12.2 | 12.1 | 12.0 | 11.8 | 11.5 | 12.3 |
差 | 0.9 | 0.4 | 0.1 | 0.3 | -0.3 | -0.2 | -0.3 | -0.3 | 0.2 | 0.6 | 0.2 |
(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去6走))
コースは先週までのAコースからBコースに変わった。
とは言え、芝の状態は全体的にそこそこ傷んでいることに変わりはない。
レースは、序盤が少し緩んで、中盤からはそこそこ速いラップを刻んだとは言え、上がりの36.5秒はちょっとかかり過ぎているような感じはある。
しかし、芝のクッション値が7.9、これは「やや軟らかめ」という水準。
前日土曜日が8.5の「標準」だったことを考えれば、馬場自体が、時計のかかりやすい馬場だったと言うことになる。
レースとしては、そこそこのペースを追走するスタミナと、緩い馬場を走り切るパワーが要求されたのではないか。
回顧
1着は2番人気のバイオスパーク。
道中は中団でじっくり脚を溜めて、4角は最内の7番手から、直線は内ラチ沿いから伸びて来て、ゴール前、内で粘るテリトーリアルを差し切った。
しかし、勝負どころのポジショニングは鞍上の手腕。
全場重賞制覇も頷ける好騎乗。
2着は1番人気のヴァンケドミンゴ。
道中は勝ったバイオスパークと同じような位置取りでヴァンケドミンゴの方が外。
勝負どころでは外を回して追い込んで来たが、その距離ロスが勝ち馬との着だろう。
これで福島は(4-1-1-0)、やはり福島は走る。
3着は5番人気のテリトーリアル。
道中は2番手追走。
逃げるトーラスジェミニが中盤でペースアップしたときも、離されずにしっかりと2番手をキープ。
4角を回って直線入口では早くも先頭にたって押し切りを計るが、ゴール前は2頭に交わされて0.2差の3着。
1、2着馬とはハンデが1.5キロあったことを考えれば上出来の内容。
3番人気のマイネルサーパスは9着。
展開的にはこの馬にも向いた感じだが、斤量が56キロを超えると結果が出ていないと言うデータはあった。