結果
2023年 3月4日(土)
第18回 オーシャンS(G3)
中山競馬場 芝1200m(外)良
着順 | 馬名 | タイム | 位置取り | 上がり3F |
① | ヴェントヴォーチェ | 1.07.4 | 8-4(中団) | 33.3 |
② | ディヴィナシオン | 2 | 8-8(中団) | 33.5 |
③ | エイシンスポッター | 1/2 | 10-10(中団後ろ) | 33.4 |
レースの上り:34.0
ラップ分析
1着タイム | 後3F | Lap1 | Lap2 | Lap3 | Lap4 | Lap5 | Lap6 | |
今走 | 1.07.4 | 34.0 | 11.7 | 10.4 | 11.3 | 11.4 | 11.1 | 11.5 |
過去平均 | 1.07.80 | 34.6 | 11.8 | 10.5 | 10.9 | 11.4 | 11.3 | 11.9 |
差 | -0.6 | -0.1 | -0.1 | 0.4 | 0.0 | -0.2 | -0.4 |
(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去5走))
中盤が若干緩んだことで、上りの3Fが速くなった感じ。
中だるみのスローとまではいかないが、終いの脚は速い上りが繰り出せないと上位にはこれない流れ。
そういう流れなので、後ろからの追い込み馬には厳しい展開。
道中は最低でも中団あたりにいないと、レースの上りが34.0秒なら差し届かない。
走破時計が例年の良馬場平均よりも若干良いのは、当日の馬場状態が良好で、時計が出やすい馬場状態だったためだろう。
レースのレベル的には”並み”といったところか?
回顧
1着は2番人気のヴェントヴォーチェ。
前半は中団9番手の外目を追走。
3~4角で外を回して進出を開始して、4角は抜群の手ごたえで先団4番手の外で直線。
直線は馬群の外目から伸びてきて、坂下ではすでに先頭。
坂の上りで後続を突き放して2馬身差の完勝。
レース中盤で流れが緩んだときには、馬なりで先団へ順位を上げて行った。
このクラスでは抜けた存在かもしれないが、中山巧者の一面もある。
本番では初めての左回りを攻略できるか?
⇒ヴェントヴォーチェの分析
2着は15番人気のディヴィナシオン。
1枠1番から、スタートまずまずで、前半は中団8番手の最内を追走。
後半は外を意識しつつ、4角ではスッと大外に出して、8番手の大外で直線。
直線は馬群の外目から良い伸び脚で先に抜け出したヴェントヴォーチェを追うが、その差は詰まらず2着まで。
スタート五分ならこれくらいは走れる馬だが、スタートの良し悪しだけは、ゲートが開かないと分からない。
⇒ディヴィナシオンの分析
3着は5番人気のエイシンスポッター。
道中は中団のやや後ろ、10番手を追走。
4角も10番手の中ほどで直線に向き、直線では外へ外へと進路を取って追い上げてはくるが、0.4差の3着まで。
終いの脚は持っている馬。
展開が向いた。
1番人気のジュビリーヘッドは5着。
道中は先団4番手。
4角も4番手の中ほどで直線に向くが、直線ではバテず伸びず。
直線では明らかにキレ負け。
キレる脚はないだけに、こういう展開になると厳しい。
⇒ジュビリーヘッドの分析
3番人気のナランフレグは9着。
1枠2番から、スタート出遅れて道中は後方14番手の内。
4角も後方13番手の内で直線に向き、直線は馬群の中ほどから外目へ向けて追い上げてはくるが、0.7差の9着まで。
今回の展開では、後方からの追い上げはキツイ。
負担重量の59キロも効いていたはず。
⇒ナランフレグの分析