ウインエクレールのキャリアはまだ浅いので、近走のみを振り返る。

ウインエクレールの前走

22/1/16 3歳新馬

中山 芝1600m 良

着順:1着(1.36.3・-0.1差)

騎手:松岡正海(54キロ)

4枠7番から道中は3番手追走。

4角も3番手の外で直線に向くと、直線は前で粘り込みを計るバンデルオーラを坂の上りで射程圏に捉え、ゴール前でクビ差差し切ってゴール。

平均的な勝ち上がりだが、好位から安定感のある走り。

中山巧者の兄を持つ妹が、中山コースの新馬戦をきっちりと勝ち切った。

22/2/12 クイーンC(G3)

東京 芝1600m 良

着順:6着(1.34.7・0.6差)

騎手:松岡正海(54キロ)

スタート少し出遅れて、道中は中団8番手を追走。

4角は6番手で直線に向き、直線は馬群の中ほどから追い上げに入り、坂の上りまでは前々で頑張ってはいたが、残り200mで脚色が鈍った。

鞍上の談話によると、テンションが少し高めだったようす。

それが最後の失速につながった。

2022年 クイーンカップ(G3)のラップ分析&回顧

22/5/1 スイートピーS(3歳・L)

東京 芝1800m 稍重

着順:1着(1.48.9・-0.2差)

騎手:M・デムーロ(54キロ)

10頭立ての少頭数。

道中は先団2~3番手の内。

4角は3番手の内で直線に向くと、直線は馬場の最内から坂の上りで先頭に立つと、あとはそのまま押し切ってゴール。

稍重にしては道中のペースはそこそこ流れた。

その分上りはかかって36.7秒。

上りがかかって良いタイプか?

22/7/30 STV賞(3勝クラス)

札幌 芝1800m 良

着順:2着(1.47.7・0.2差)

騎手:松岡正海(52キロ)

道中は先団3番手。

4角も3番手で直線に向くと、直線は残り200mを切って一旦先頭に立つが、すぐに外からフォワードアゲンに交わされて2着まで。

古馬3勝クラスなら走った方か?

22/10/16 秋華賞(G1)

阪神 芝2000m(内)良

着順:11着(1.59.4・0.8差)

騎手:松岡正海(55キロ)

【レース前寸評】

上りのかかるタフな展開になると食い込んできそうな馬。

【結果】

道中は中団のやや後ろ、9番手の最内を追走。

4角は7番手の最内で直線に向き、直線も馬場の内目から追い上げを計るが、いまいち伸びきれず。

現状では上り時計はもう少しかかった方がいいのだろう。

2022年 秋華賞(G1)のラップ分析&回顧


ウインエクレールの脚質

好位抜け出しが好走パターン。

切れ味勝負より、上りがかかるタフな展開に向いていそう。


ウインエクレールの血統背景

父はディープインパクト(サンデー系/牡馬三冠、春天、宝塚記念、ジャパンカップ、有馬記念)。

母の父はアドマイヤコジーン(ナスルーラ系グレイソヴリン/朝日杯3歳S、安田記念)。

半兄にウインブライト(クイーンエリザベス2世カップ、香港C)。