結果
第34回 産経賞セントウルS(G2)
中京競馬場 芝1200m 良 17頭
着順 | 馬名 | タイム | 着差 | 位置取り | 上がり3F |
① | ダノンスマッシュ | 1.07.9 | 4-4(中団前) | 34.1 | |
② | メイショウグロッケ | 1.08.1 | 1 | 8-8(中団) | 33.7 |
③ | ミスターメロディ | 1.08.1 | クビ | 5-4(中団前) | 34.2 |
レースの上り:34.9
ラップ分析
1着タイム | 後3F | Lap1 | Lap2 | Lap3 | Lap4 | Lap5 | Lap6 | |
今走 | 1.07.9 | 34.9 | 11.8 | 10.3 | 10.9 | 11.4 | 11.6 | 11.9 |
過去平均 | 1.07.97 | 34.4 | 12.0 | 10.6 | 11.0 | 11.1 | 11.2 | 12.0 |
差 | 0.5 | -0.2 | -0.3 | -0.1 | 0.3 | 0.4 | -0.1 |
※ 今年は中京開催の「セントウルS」だったので、過去平均は「高松宮記念(G1)」の良馬場平均5鞍と、「CBC賞(G3)」の良馬場平均5鞍、計10鞍の平均値を対象とした。
前日の雨に加え、当日も午前中は雨が降ったが、レースは良馬場で行われた。
9Rの2勝クラス「知多特別」(芝1400m)の時計の出方を見るかぎり、雨による馬場への影響は極めて限定的だったと思われる。
レースはセイウンコウセイが逃げて、ラブカンプーが競りかける展開で、前半3Fが33.0秒とペースは上がった。
ただ、ハイラップを刻んだのは前の2頭だけで、3番手に控えたビアンフェ以下は、平均的なペースで追走していたと考えていいだろう。
開幕週の馬場だけあって前も止まらず、おまけに道中3番手以下はペースもそれほど上がらなかったことで、中団より前にいないと勝ち負けには加われなかったレース。
レースのレベルとしては、さほど高くはない印象。
回顧
1着は1番人気のダノンスマッシュ。
道中は4番手追走。
ハイペースにはつき合わなかったことで、追走にはそれほど苦労はなかっただろう
直線に入って満を持して追いはじめ、残り200mでしっかり先頭に立つと、そのまま押し切ってゴール。
左回り、そして外枠といった不利に見えた条件も一蹴しての勝利。
このメンバーでは力が違った。
2着は12番人気のメイショウグロッケ。
道中は中団あたり。
直線一気の追い上げで、ゴール前ミスターメロディをクビ差交わして2着に入った。
初めての1200mだったが、この馬の位置ぐらいでは、追走にはさほど戸惑うことはなかっただろう。
フロックとは言わないまでも、レースのレベル自体、あまり高くはない。
3着は2番人気のミスターメロディ。
道中はダノンスマッシュを前に見るかたちで追走。
直線では前を交わすかと思われたが、脚色は同じで、ゴール前はメイショウグロッケに差される始末。
休み明けは良くない馬だが、
得意の中京開催でもあり、この内容は少し物足りない。
3番人気のビアンフェは5着。
セイウンコウセイ、ラブカンプーとやり合うことは避け、無理せず控えて3番手の追走だったが、この位置からなら勝ち負けには加わらないとダメ。
逃げてこその馬なのか? 直線急坂が良くないのか?
まだまだ課題は多そう。