結果
第68回 アイルランドT府中牝馬S(G2)
東京競馬場 芝1800m
馬場状態:重
クッション値=8.9(標準)
着順 | 馬名 | タイム | 着差 | 位置取り | 上がり3F |
① | サラキア | 1.48.5 | 4-5-3(後方) | 35.7 | |
② | シャドウディーヴァ | 1.49.0 | 3 | 7-5-6(後方) | 36.0 |
③ | サムシングジャスト | 1.49.2 | 1 1/4 | 8-8-8(最後方) | 35.9 |
レース上り:36.2
ラップ分析
1着タイム | 後3F | Lap1 | Lap2 | Lap3 | Lap4 | Lap5 | Lap6 | Lap7 | Lap8 | Lap9 | |
今走 | 1.48.5 | 36.2 | 13.0 | 11.5 | 11.4 | 11.5 | 12.2 | 12.7 | 11.8 | 11.9 | 12.5 |
過去平均 | 1.46.26 | 33.9 | 12.7 | 11.3 | 11.8 | 12.3 | 12.2 | 12.0 | 11.2 | 11.2 | 11.5 |
差 | 2.3 | 0.3 | 0.2 | -0.4 | -0.8 | 0.0 | 0.7 | 0.6 | 0.7 | 1.0 |
(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去5走))
トロワゼトワルが7~8馬身離して大きく逃げて、ダノンファンタジーが離れた2番手。
そしてそこからまた5~6馬身開いて3番手以降が追走する展開。
トロワゼトワルとダノンファンタジーまでは重馬場を考えると前半は速めだが、3番手以降は余力十分の追走だったのではないか。
直線入口ではダノンファンタジーが後続に吸収されて、いわばヨーイドンの展開。
前傾ラップで後続有利の展開となったが、道悪適正と、重めの馬場を最後まで走り切る底力が求められたレース。
回顧
1着は7番人気のサラキア。
道中は後方から、直線は馬群の大外を一気に追い上げて突き抜けた。
道悪は走らない馬だと思っていたが、めちゃくちゃ走った。
開催三日目なので、馬場の外目は水分は含んでいてもそれほど荒れてはいなかったのだろう。
水分を含んだだけのキレイな道悪と、荒れた上に水分を含んだドロドロの道悪とは分けて考えないといけない。
2着は6番人気のシャドウディーヴァ。
道中後方から、直線は残り200mから、バテ比べの消耗戦で2着に食い込む。
この馬は元々重い馬場は得意の口。
上りのかかる展開ならこれくらいは走る。
3着は8番人気のサムシングジャスト。
最後方から、直線は馬場の内目の舵を切って追い上げた。
展開がはまったと言えばそれまでだが、この馬も力はある。
決してフロックの3着ではない。
1番人気のラヴズオンリーユーは5着。
後方組の一番前だったが、直線では伸びを欠いた。
道悪競馬は初めてだったが、上りのかかるタフな展開で、一頭だけ55キロの斤量と言うのも微妙に応えたと思う。
2番人気のダノンファンタジーは6着。
前傾ラップに2番手でつき合った反動で、直線早々に一杯になった。
この馬は道悪も良くない。
3番人気のフェアリーポルカは8着。
この馬は、道悪は走ると思っていたが、鞍上はレース後、「滑るような道悪は合わないかも」とコメント。
サラキアとは逆のパターンか?