結果
第71回 毎日王冠(G2)11頭立て
東京競馬場 芝1800m
馬場状態:稍重 クッション値=7.8(やや軟らかめ)
着順 | 馬名 | タイム | 着差 | 位置取り | 上がり3F |
① | サリオス | 1.45.5 | 4-4-4(中位前) | 34.1 | |
② | ダイワキャグニー | 1.46.0 | 3 | 3-3-3(先行) | 34.9 |
③ | サンレイポケット | 1.46.0 | ハナ | 5-5-5(中位) | 34.4 |
レースの上り:35.4
ラップ分析
1着タイム | 後3F | Lap1 | Lap2 | Lap3 | Lap4 | Lap5 | Lap6 | Lap7 | Lap8 | Lap9 | |
今走 | 1.45.5 | 35.4 | 12.5 | 10.7 | 11.3 | 11.7 | 11.8 | 12.1 | 11.8 | 11.9 | 11.7 |
過去平均 | 1.45.46 | 34.0 | 12.9 | 11.1 | 11.5 | 12.0 | 12.0 | 11.9 | 11.1 | 11.2 | 11.7 |
差 | 1.4 | -0.4 | -0.4 | -0.2 | -0.3 | -0.2 | 0.2 | 0.7 | 0.7 | 0.0 |
(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去8走))
東京競馬場は雨の影響で馬場状態は「重」で始まり、天候の回復とともに昼過ぎには「稍重」に変更された。
レースはトーラスジェミニとコントラチェック2頭の逃げ馬の競り合いで、序盤からペースは上ったが、3番手以降とは5~6馬身の差があったため、ダイワキャグニー以下の馬は、それほど速いラップは刻んでいなかったもよう。
それでも緩めの馬場でこのペースは、全体的に「速い」と言っても良い展開。
レースとしてはスピードの持続力とスタミナ、そして、そこそこの道悪適正が求められたレース。
回顧
1着は1番人気のサリオス。
道中は中位の前目。
直線では、前にダイワキャグニーを置いて、いつでも交わせる楽な手応え。
ダイワキャグニーの内田騎手が「まだ来ないのか?」とばかり後ろを振り向いて追いはじめるやいなや、残り200mで並ぶ間もなくダイワキャグニーを抜き去って、ムチを一発入れて気合を入れると、さらにグンと伸びて突き放す。
最後はルメール騎手が後続を確認する余裕の仕草でゴール。
まさに段違いの強さで古馬を一蹴。
2着は4番人気のダイワキャグニー。
手術明けもなんのその。
得意の東京1800mではやはり走る。
今日は相手が強すぎた。
3着は5番人気のサンレイポケット。
道中はサリオスの後ろ、5番手追走。
直線は必死になってサリオスに食らいつくが、その差は開く一方。
しかしゴール前はダイワキャグニーにハナ差まで迫った。
これで「出走取消」を挟んで、9戦連続で馬券圏内という堅実さ。
この馬の場合、距離はもう少しあった方が良いのでは?
2番人気のサトノインプレッサは10着。
スタートでアオって大きく出遅れた。
基本的に前々の決着となったので、この出遅れがすべてだろう。
3番人気ザダルは5着。
道中は3着のサンレイポケットと同じような位置取り。
直線に入っても、残り100mくらいまでは集団に食らいついていたが、残り100mでカデナ、そしてサンレイポケットに交わされて5着。
重馬場の「セントライト記念」では3着に入っているが、最後の微妙な失速はどうしたことか?