結果
2023年 5月6日(日)
第71回 京都新聞杯(G2)
京都競馬場 芝2200m(外)良
着順 | 馬名 | タイム | 位置取り | 上がり3F |
① | サトノグランツ | 2.14.1 | 5-5-6-5(中団前) | 33.3 |
② | ダノントルネード | クビ | 2-2-3-3(先行) | 33.6 |
③ | リビアングラス | 頭 | 1-1-1-1(逃げ) | 33.9 |
レースの上り:33.9
ラップ分析
1着タイム | 後3F | Lap1 | Lap2 | Lap3 | Lap4 | Lap5 | Lap6 | Lap7 | Lap8 | Lap9 | Lap10 | Lap11 | |
今走 | 2.14.1 | 33.9 | 12.8 | 11.7 | 13.2 | 13.5 | 12.6 | 12.2 | 12.4 | 11.8 | 11.3 | 11.2 | 11.4 |
過去平均 | 2.12.48 | 35.1 | 12.5 | 10.7 | 12.2 | 12.1 | 12.4 | 12.7 | 12.6 | 12.1 | 11.8 | 11.4 | 11.9 |
差 | -1.2 | 0.3 | 1.0 | 1.0 | 1.4 | 0.2 | -0.5 | -0.2 | -0.3 | -0.5 | -0.2 | -0.5 |
(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去5走))
前半1000mまではドスローの流れ。
このまま行くと、逃げるリビアングラスの楽勝ペースだったが、座して死を待つよりも動いて出たのが松山騎手騎乗のマキシ。
マキシがリビアングラスに競りかけたLap6の区間で少しだけペースが動いた。
しかし急激な加速にはならず、リビアングラスが踏ん張ると、再びペースは落ち着いて、Lap8の坂の下りから本格的な瞬発力勝負が始まった。
基本的にスローの瞬発力勝負。
最後は切れ味で優ったサトノグランツがこの勝負を制した。
回顧
1着は1番人気のサトノグランツ。
道中は中団5番手の外を追走。
4角も5番手で直線に向き、直線は馬群の中ほどから逃げるリビアングラスを一目散に追うが、緩い流れだっただけに前の組も止まらない。
勝負はゴール前までもつれるが、ゴール前では前で粘る3頭をまとめて交わしてゴール。
この緩い流れを、前々での決着にさせなかった末脚は、一定の評価はできそう。
⇒サトノグランツの分析
2着は2番人気のダノントルネード。
道中は先団2~3番手。
向正面でマキシが動いたときのも冷静に自分のペースを守って、4角は3番手で直線に向いた。
直線は馬場の内目から追い上げに入り、逃げ粘るリビアングラスを捉えにかかるが、なかなかこれが捉えきれない。
ゴール前、やっとのことで頭ひとつ抜け出しはしたが、外から来たサトノクランツにクビ差交わされての2着。
今回の緩い流れ、一番良い位置にいたのはこの馬だろう。
それだけに最後は勝ち切りたかっただろうが、ここはキレ味の差が出た。
3着は7番人気のリビアングラス。
大外12番からハナへ。
途中マキシに絡まれてペースを上げる場面もあるにはあったが、おおむねマイペースで4角を迎えた。
4角も先頭で直線に向き、直線もゴール前ギリギリのところまで粘ってはいたが、最後は2頭に交わされての3着。
マキシに絡まれてさえいなければ勝ち切っていただろうが、重賞だけに、そんなに甘くはなかった。