結果

第74回 鳴尾記念(G3)

中京競馬場 芝2000m 良

クッション値:8.5(標準)

2021年6月5日 中京競馬場の馬場傾向分析(芝)

着順 馬名 タイム 着差 位置取り 上がり3F
ユニコーンライオン 2.00.7 1-1-1-1(逃げ) 34.1
ショウナンバルディ 2.01.3 3  1/2 2-2-2-2(先行) 34.4
ブラストワンピース 2.01.4 3/4 8-9-9-8(中団) 34.0

レースの上り:34.1


ラップ分析

1着タイム 後3F Lap1 Lap2 Lap3 Lap4 Lap5 Lap6 Lap7 Lap8 Lap9 Lap10
今走 2.00.7 34.1 13.1 11.9 13.0 12.6 12.3 12.2 11.5 11.1 11.1 11.9
過去平均 1.59.80 35.1 12.6 11.1 12.5 12.3 12.1 12.1 12.0 11.8 11.4 11.9
-1.0 0.5 0.8 0.5 0.3 0.2 0.1 -0.5 -0.7 -0.3 0.0

※ 今年は中京開催の「鳴尾記念」なので、過去平均は、中京競馬場で行われたオープンクラスの芝2000mのレースから、良馬場13鞍を抜き出してその平均を掲載。

今年の「鳴尾記念」は、ラップタイムを一目見ればすぐ分かるくらいの超スローペース。

後半は通常よりもワンテンポ早いくらいにレースが動いてはいるが、これだけ遅ければ前は止まらない。

1着、2着馬は、道中の逃げ、先行(2番手)の馬。

俗に言う「行った行った」の結末。

3、4着はさすがにG1馬が意地を見せて差し込んで来たが、勝ち馬には遠く及ばなかった。


回顧

1着は8番人気のユニコーンライオン。

3枠3番からハナを切り、まさにマイペースの逃げで後続の追随を許さず、3馬身半突き放しての圧勝。

こんなペースで逃げることが出来たのが最大の勝因。

それ以上でもそれ以下でもない。

 

2着は9番人気のショウナンバルディ。

道中は2番手追走。

4角も2番手で直線に向くが、直線入口では先頭との差は3~4馬身に開いていた。

この馬の直線は馬場の外目から懸命に追うが、その差は詰まらなかった。

個人的にはこの馬が逃げると思っていたが・・・。

ちょっと簡単に逃がし過ぎたのでは?

ショウナンバルディの分析

 

3着は5番人気のブラストワンピース。

道中は中団8~9番手の内。

4角も8番手の内で直線に向き、直線はラチ沿いを伸びては来るが、3着が精一杯。

激緩の流れの中で、G1馬の意地を見せた格好か?

ブラストワンピースの分析

 

1番人気のサンレイポケットは6着。

道中の位置取りは中団やや後ろ。

緩い流れを察知してか、3~4角では大外を回して進出してくるが、とき既に遅し。

4角8番手の外から直線も馬群の外目を追い出してくるが、前との差はあまり詰まらないかった。

いつも後ろからの競馬になることが多いこの馬にとって、今回の展開ではどうしようもない。

サンレイポケットの分析

 

2番人気のヒンドゥタイムズは11着。

道中は後方。

4角も11番手で直線に向くが、直線では見せ場なし。

いつもより道中のポジションがだいぶ後ろからになった。

これでは今回の展開ではどうしようもない。

ヒンドゥタイムズの分析

 

3番人気のサトノソルタスは7着。

道中は中団、4角も中団6番手で直線。

直線は馬群の外目から追い出してはくるが、前との差は詰まらない。

キレがある馬ではないので、この馬も展開が向かなかった。

中3週、体重-12キロも堪えたか?

サトノソルタスの分析