ラズベリームースのキャリアはまだ4戦だけなので、近走のみを振り返る。
ラズベリームースの前走
22/3/13 アネモネS(3歳L)
中山 芝1600m 良
着順:2着(1.34.6・0.2差)
騎手:津村明秀(54キロ)
道中は中団の前、5番手の内を追走。
すぐ前に1番人気のウィズグレイスを見るかたちでの追走。
4角は6番手の内で直線に向き、直線は進路を外に出して追い上げに入り、良い脚で伸びてはくるが、先に抜け出していたクロスマジェスティには1馬身半届かずの2着。
前2頭の残り600mからの加速につき合わなかった分、追い出しが遅れた感じ。
ただ、短い距離でよく追い上げてはきている。
ラズベリームースの脚質
逃げ、先行、中団からの差しと、いろんな競馬を見せているが、終いの脚は持っていそうなので、中団から好位で脚を溜めて、終いを生かしてくる競馬が合っていそう。
ラズベリームースの血統背景
父はルーラーシップ(ミスプロ系キングマンボ/クイーンエリザベス2世カップ、宝塚記念2着)。
母の父はファルブラヴ(ND系)。
ファルブラヴは欧州、日本、香港で走り、ジャパンカップなどG1を8勝。主戦場は芝の1800~2400m。
近親にベッラレイア(フローラS、オークス2着、ローズS2着、府中牝馬S2着)。
次走、桜花賞(G1)に向けて
次走は4月10日(日)、阪神競馬場 芝1600m(外)で行われる「桜花賞(G1)」。
例年とは違う内容の「アネモネS」で差し届かずの2着。
未勝利戦は東京の1600mで圧勝しているだけに、阪神の1600mで楽しみな雰囲気はある。
⇒その他、桜花賞(G1)の出走馬を分析