結果
第57回 CBC賞(G3・ハンデ)
小倉競馬場 芝1200m 良
クッション値:9.8(標準)
着順 | 馬名 | タイム | 着差 | 位置取り | 上がり3F |
① | ファストフォース | 1.06.0 | 1-1(逃げ) | 33.7 | |
② | ピクシーナイト | 1.06.1 | 1/2 | 7-6(中団) | 33.3 |
③ | アウィルアウェイ | 1.06.2 | 3/4 | 8-8(中団) | 33.2 |
レース上り:33.7
ラップ分析
1着タイム | 後3F | Lap1 | Lap2 | Lap3 | Lap4 | Lap5 | Lap6 | |
今走 | 1.06.0 | 33.7 | 11.6 | 10.0 | 10.7 | 10.9 | 11.1 | 11.7 |
過去平均 | 1.07.60 | 34.7 | 11.7 | 10.3 | 10.9 | 11.3 | 11.5 | 11.9 |
差 | -1.0 | -0.1 | -0.3 | -0.2 | -0.4 | -0.4 | -0.2 |
(※ 今年の「CBC賞」は小倉開催なので、比較対象は小倉芝1200mのOPクラス以上のレースの良馬場6レースの平均値。)
開幕週の小倉競馬場はレコード結着が2鞍あり、そして「CBC賞」でも1.06.0という破格のレコードタイムが出た。
紛れもない超高速馬場と化した小倉競馬場。
スプリント適正に加え、スピードの能力値が相当高くないと対応できないレース。
逆を言えば、スピード以外の能力はあまり必要のないレース。
回顧
1着は8番人気のファストフォース。
3枠3番からハナを切ると、そのまま押し切ってゴール。
ハンデの52キロももちろん効いたはずだが、それだけではこの走破タイムは出ないだろう。
血統はロードカナロア×サクラバクシンオー。
快速馬の血が騒いだか。
2着は2番人気のピクシーナイト。
道中は中団7番手あたり。
4角も中団6番手の内で直線に向くと、直線は内ラチ沿いをグングンと追い上げて、逃げるファストフォースに半馬身まで迫った。
千六からの距離短縮で、いきなりのこの高速決着に対応してくるあたり、この馬、かなりのスプリント適性がありそう。
⇒ピクシーナイトの分析
3着は6番人気のアウィルアウェイ。
道中は中団の後ろ、8番手の外あたり。
4角も8番手の外で直線に向くと、直線は馬群の外目から強襲を見せたが3着まで。
今回はいつもよりも位置取りが少し前目なのが良かった。
55.5キロのハンデを考えれば上出来の部類だろう。
この超高速馬場でも4角外目から3着に食い込むあたり、やはりこの馬の末脚はハンパない。
⇒アウィルアウェイの分析
1番人気のヨカヨカは5着。
道中は中団前の5番手あたり。
4角は順位を上げて3番手で直線に向くが、直線は失速こそしていないが、明らかに切れ負け。
この馬にしてみれば時計が速すぎた。
⇒ヨカヨカの分析
3番人気のタイセイビジョンは4着。
1枠1番から道中は中団のやや後ろ、8番手の内。
4角も8番手の内で直線に向き、直線は馬場の内目から追い上げてくるが、残り100mあたりでヨカヨカが内に切れ込んで来てブレーキ。
再度立て直すが4着まで。
あの不利がなければ2着は脅かしていただろう。
トップハンデの57キロでこの競馬。
この馬も久々の千二だったが、スプリント適正はそうとう高そう。
⇒タイセイビジョンの分析