結果

第57回 CBC賞(G3・ハンデ)

小倉競馬場 芝1200m 良

クッション値:9.8(標準)

2021年7月4日 小倉競馬場の馬場状態傾向分析(芝)

着順 馬名 タイム 着差 位置取り 上がり3F
ファストフォース 1.06.0 1-1(逃げ) 33.7
ピクシーナイト 1.06.1 1/2 7-6(中団) 33.3
アウィルアウェイ 1.06.2 3/4 8-8(中団) 33.2

レース上り:33.7


ラップ分析

1着タイム 後3F Lap1 Lap2 Lap3 Lap4 Lap5 Lap6
今走 1.06.0 33.7 11.6 10.0 10.7 10.9 11.1 11.7
過去平均 1.07.60 34.7 11.7 10.3 10.9 11.3 11.5 11.9
-1.0 -0.1 -0.3 -0.2 -0.4 -0.4 -0.2

 

(※ 今年の「CBC賞」は小倉開催なので、比較対象は小倉芝1200mのOPクラス以上のレースの良馬場6レースの平均値。)

開幕週の小倉競馬場はレコード結着が2鞍あり、そして「CBC賞」でも1.06.0という破格のレコードタイムが出た。

紛れもない超高速馬場と化した小倉競馬場。

スプリント適正に加え、スピードの能力値が相当高くないと対応できないレース。

逆を言えば、スピード以外の能力はあまり必要のないレース。


回顧

1着は8番人気のファストフォース。

3枠3番からハナを切ると、そのまま押し切ってゴール。

ハンデの52キロももちろん効いたはずだが、それだけではこの走破タイムは出ないだろう。

血統はロードカナロア×サクラバクシンオー。

快速馬の血が騒いだか。

 

2着は2番人気のピクシーナイト。

道中は中団7番手あたり。

4角も中団6番手の内で直線に向くと、直線は内ラチ沿いをグングンと追い上げて、逃げるファストフォースに半馬身まで迫った。

千六からの距離短縮で、いきなりのこの高速決着に対応してくるあたり、この馬、かなりのスプリント適性がありそう。

ピクシーナイトの分析

 

3着は6番人気のアウィルアウェイ。

道中は中団の後ろ、8番手の外あたり。

4角も8番手の外で直線に向くと、直線は馬群の外目から強襲を見せたが3着まで。

今回はいつもよりも位置取りが少し前目なのが良かった。

55.5キロのハンデを考えれば上出来の部類だろう。

この超高速馬場でも4角外目から3着に食い込むあたり、やはりこの馬の末脚はハンパない。

アウィルアウェイの分析

 

1番人気のヨカヨカは5着。

道中は中団前の5番手あたり。

4角は順位を上げて3番手で直線に向くが、直線は失速こそしていないが、明らかに切れ負け。

この馬にしてみれば時計が速すぎた。

ヨカヨカの分析

 

3番人気のタイセイビジョンは4着。

1枠1番から道中は中団のやや後ろ、8番手の内。

4角も8番手の内で直線に向き、直線は馬場の内目から追い上げてくるが、残り100mあたりでヨカヨカが内に切れ込んで来てブレーキ。

再度立て直すが4着まで。

あの不利がなければ2着は脅かしていただろう。

トップハンデの57キロでこの競馬。

この馬も久々の千二だったが、スプリント適正はそうとう高そう。

タイセイビジョンの分析