結果
2022年 6月12日(日)
第29回 函館スプリントS(G3)
函館競馬場 芝1200m 良
着順 | 馬名 | タイム | 着差 | 位置取り | 上がり3F |
① | ナムラクレア | 1.07.2 | 3-3(先行) | 34.1 | |
② | ジュビリーヘッド | 1.07.6 | 2 1/2 | 6-6(中団前) | 34.3 |
③ | タイセイアベニール | 1.07.7 | 3/4 | 14-14(後方) | 33.5 |
レースの上り:34.4
ラップ分析
1着タイム | 後3F | Lap1 | Lap2 | Lap3 | Lap4 | Lap5 | Lap6 | |
今走 | 1.07.2 | 34.4 | 11.7 | 10.2 | 10.9 | 11.2 | 11.2 | 12.0 |
過去平均 | 1.07.60 | 34.6 | 11.8 | 10.4 | 10.9 | 11.3 | 11.4 | 11.9 |
差 | -0.2 | -0.1 | -0.2 | 0.0 | -0.1 | -0.2 | 0.1 |
(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去5走))
道中のペースはそこそこ流れて、しかも上り時計も34.4秒を計時。
千二のスピードとスピード持続力が求められたレース。
開幕週の速い馬場もあって、道中の位置取りはあまり後ろからでは届かない馬場。
3着に入ったタイセイアベニールは後方からの競馬だが、道中、直線ともに最短コースを通ってきた。
回顧
1着は1番人気のナムラクレア。
道中は先団3番手を追走。
4角も3番手で直線に向くと、直線は早々に先頭を走るレイハリアに並びかけると、残り100mで一気に突き放してゴール。
50キロの斤量はあったが、内容は強い。
⇒ナムラクレアの分析
2着は7番人気のジュビリーヘッド。
道中は中団の前目、6番手の外を追走。
4角も6番手の外で直線に向くと、直線は馬群の外目から追い上げに入り、先に抜け出したナムラクレアを追うが、その差は詰まらず2着まで。
丁度いいポジションからの抜け出し。
前目につけるとこの馬も堅実。
勝ち馬には差を開けられたが、この馬の競馬はできた。
⇒ジュビリーヘッドの分析
3着は13番人気のタイセイアベニール。
道中は後方14番手。
道中は終始内ラチ沿いの最短コースを通り、4角も外へは回さず内ラチ沿いを伸びて来た。
終いの脚は確実な馬だが、これまで重賞には縁がなかった。
鞍上がコメントしている通り、一発勝負ならこの競馬しかなかっただろう。
今回は克駿ジョッキーのキメ打ちが見事に嵌った感じ。
⇒タイセイアベニールの分析
2番人気のヴェントヴォーチェは7着。
道中は中団のやや後ろ、10番手あたりを追走。
4角は9番手の外を回して直線。
直線は馬群の外目から追い上げに入るが、前との差は詰まらず。
先行力のある馬だが、今回はポジションがいつもより後ろ。
あの位置から外を回したのでは0.5差の7着が精一杯だろう。
初重賞の洗礼、といったところか。
⇒ヴェントヴォーチェの分析
3番人気のビアンフェは16着。
外枠13番からハナへ。
4角のカーブで早くもレイハリアに先頭を奪われると、直線は残り200mで脚色が怪しくなり、あとはズルズルと殿まで。
昨年も外枠から同じようなペースでハナを切って勝ち切ったが、函館コースは残り400mまでは上り坂。
57キロのハンデと相まって、ここら辺が敗因か?
⇒ビアンフェの分析