結果
第53回 ダービー卿チャレンジT(G3・ハンデ)
中山 芝1600m 良
クッション値:9.6(標準)
着順 | 馬名 | タイム | 着差 | 位置取り | 上がり3F |
① | テルツェット | 1.32.6 | 11-10-8(中団後) | 34.7 | |
② | カテドラル | 1.32.8 | 1 | 13-13-11(後方) | 34.2 |
③ | ボンセルヴィーソ | 1.32.8 | クビ | 2-5-5(先団) | 35.3 |
レース上り:35.5
ラップ分析
1着タイム | 後3F | Lap1 | Lap2 | Lap3 | Lap4 | Lap5 | Lap6 | Lap7 | Lap8 | |
今走 | 1.32.6 | 35.5 | 12.3 | 11.0 | 11.0 | 11.3 | 11.5 | 11.8 | 11.8 | 11.9 |
過去平均 | 1.32.34 | 34.9 | 12.3 | 11.1 | 11.4 | 11.2 | 11.4 | 11.4 | 11.7 | 11.7 |
差 | 0.6 | 0.0 | -0.1 | -0.4 | 0.1 | 0.1 | 0.4 | 0.1 | 0.2 |
(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去5走))
例年タフな流れになりやすこのレースだが、今年はそれに輪をかけて前半はタフな流れで推移した。
その分、後半戦はきつい消耗戦を強いられるかたちになり、後方で脚を溜めた2頭のワンツー決着となった。
前半キツい前傾ラップだったとは言え、後半のラップはそれなりにかかっていて、走破時計としては平均的。
前の組には厳しい展開となったが、今週からBコース替わりとは言え、内目の馬場はちょっと緩いのでは? という印象も受けた。
いずれにしても強そうな2頭が回避などで出走しなかったこともあり、レースのレベル的にはさほどのものではないような印象。
回顧
1着は3番人気のテルツェット。
道中は中団から少し離れた11番手、中団の後ろあたりにポジションを取り、残り800mを過ぎたあたりから馬群の外目を徐々に進出して行った。
4角は8番手の外で直線に向き、直線は馬群の外目を上りメンバー3位の脚で追い込んでゴール。
この馬の末脚がしっかりと生かせる展開となった。
展開に恵まれた感は否めない。
⇒テルツェットの分析
2着は4番人気のカテドラル。
道中はテルツェットのさらに後ろ、後方13番手。
テルツェットよりはワンテンポ遅らせて、3~4角中間あたりで進出をはじめ、4角は11番手、テルツェットの直後で直線に向いた。
直線もテルツェットの後ろから良い脚で伸びてはくるが、テルツェットとの差は縮まらなかった。
この馬にしてみても、自身のもっとも得意な展開に嵌ったと言って良いだろう。
仕掛けが遅れたというか、テルツェットに先を越された感じの2着。
⇒カテドラルの分析
3着は5番人気のボンセルヴィーソ。
道中は先団の4~5番手。
4角は5番手の内で直線に向き、直線は馬場の内目をしっかりと粘り切っての3着。
いつもより若干ポジションを下げて追走した分、最後の直線で脚が持った感じ。
⇒ボンセルヴィーソの分析
1番人気のスマイルカナは14着。
道中は2~3番手、4角は3番手の内で直線に入ったが、直線では坂下あたりですでに一杯。
鞍上は休み明けを敗因に挙げているが、確かに、休み明けでこの流れはちょっときつかったのかもしれない。
また、牡馬相手に55キロの斤量も響いた感じ。
⇒スマイルカナの分析
2番人気のルフトシュトロームは13着。
道中は中団。
4角は後方10番手の内で直線に向くが、直線は伸びを欠いて13着。
休み明けでタフな流れが堪えたか?
しかし前走からどうも様子がおかしい。
⇒ルフトシュトロームの分析