結果
第54回 ステイヤーズS(G2)
中山競馬場 芝3600m 15頭
馬場状態:稍重(小雨)
クッション値:9.9(標準)
着順 | 馬名 | タイム | 着差 | 位置取り | 上がり3F |
① | オセアグレイト | 3.52.0 | 3-3-3-3(先行) | 34.8 | |
② | タガノディアマンテ | 3.52.0 | 頭 | 1-1-1-1(逃げ) | 35.2 |
③ | ポンデザール | 3.52.3 | 1 1/2 | 3-3-3-3(先行) | 35.0 |
レースの上り:35.2
ラップ分析
1着タイム | 後3F | Lap1 | Lap2 | Lap3 | Lap4 | Lap5 | Lap6 | Lap7 | Lap8 | Lap9 | Lap10 | Lap11 | Lap12 | Lap13 | Lap14 | Lap15 | Lap16 | Lap17 | Lap18 | |
今走 | 3.52.0 | 35.2 | 13.3 | 12.4 | 14.1 | 13.5 | 12.9 | 12.3 | 13.0 | 13.7 | 13.0 | 13.5 | 14.1 | 13.8 | 13.0 | 12.2 | 12.0 | 11.4 | 11.4 | 12.4 |
過去平均 | 3.45.89 | 36.1 | 13.1 | 11.7 | 13.2 | 12.7 | 12.3 | 12.6 | 12.8 | 13.1 | 12.9 | 12.7 | 13.2 | 12.9 | 12.6 | 12.1 | 12.0 | 12.0 | 11.8 | 12.3 |
差 | -0.9 | 0.2 | 0.7 | 0.9 | 0.8 | 0.6 | -0.3 | 0.2 | 0.6 | 0.1 | 0.8 | 0.9 | 0.9 | 0.4 | 0.1 | 0.1 | -0.6 | -0.4 | 0.1 |
(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去8走))
近年まれに見る超スローペース。
前半も中盤もとにかく緩い。
しっかり走ったのは最後の1000mだけ。
走破時計の3.52.0は、2011年にマイネルキッツが不良馬場で計時した3.50.8よりもまだ遅い。
なので結果も前にいた3頭の馬で決着。
長距離適正さえあれば、あとは前に行ったもん勝ち、と言うレース。
回顧
1着は7番人気のオセアグレイト。
道中は3番手。
4角3番手から、直線は逃げ粘るダガノディアマンテゴール前ギリギリのところで捉えて差し切った。
距離は長ければ長いほど良い馬。持ち前の先行力が生きたレース。
上りがかからないと厳しいかと思っていたが、それ以前の問題だった。
2着は8番人気のダガノディアマンテ。
序盤は中団あたりにポジションを取っていたが、あまりの遅さに耐えかねたのか、1000mを過ぎたあたりでハナに立った。
これまでは終いを生かす競馬がメインだったが、今回はこの戦略がドンピシャ。
急坂に不安のある馬だけに、最後の最後に甘くなった。
3着は1番人気のポンデザール。
この馬も、そこまで前に行く馬ではないが、1000mを過ぎたあたりから徐々に順位を上げて、道中は3番手あたりを追走した。
4角は勝ったオセアグレイトの外。
直線もオセアグレイトと一緒に上がってきたが3着まで。
初めての3000m以上の距離でも力は示した。