結果
2021年 11月21日(日)
第38回 マイルチャンピオンシップ(G1)
阪神競馬場 芝1600m(外)良
着順 | 馬名 | タイム | 着差 | 位置取り | 上がり3F |
① | グランアレグリア | 1.32.6 | 12-8(中団後) | 32.7 | |
② | シュネルマイスター | 1.32.7 | 3/4 | 8-8(中団) | 32.9 |
③ | ダノンザキッド | 1.32.8 | 1/2 | 8-8(中団) | 33.0 |
レースの上り:33.3
ラップ分析
1着タイム | 後3F | Lap1 | Lap2 | Lap3 | Lap4 | Lap5 | Lap6 | Lap7 | Lap8 | |
今走 | 1.32.6 | 33.30 | 12.5 | 11.2 | 11.9 | 12.0 | 11.7 | 11.1 | 10.7 | 11.5 |
昨年 | 1.32.0 | 33.50 | 12.5 | 11.0 | 11.4 | 12.0 | 11.6 | 11.0 | 10.8 | 11.7 |
差 | -0.2 | 0.0 | 0.2 | 0.5 | 0.0 | 0.1 | 0.1 | -0.1 | -0.2 |
今年も阪神開催の「マイルCS」なので、比較対象は昨年の同レース。
昨年のレースは、道中のペースは比較的緩やかで、そしてその分上りが速くなる、いわゆる「瞬発力勝負」の展開、と分析したが、今年は昨年のそれよりさらにペースが緩くなった完全な「瞬発戦」。
中団で脚を溜めた末脚自慢の差し馬が3着以内を独占した。
ブリンカーをつけたサリオスが、もうちょっと積極的に動いてくれることを想定していたが、引退レースとなったグランアレグリアが一番得意とする展開になったのも何かの導きだろうか?
回顧
1着は1番人気のグランアレグリア。
序盤は中団の後ろ12番手あたりにいたが、4角ではしっかりと中団8番手の外。
直線は馬群の大外を颯爽と駆け抜けた鮮やかな勝利。
引退レースに花を添えた。
⇒グランアレグリアの分析
2着は2番人気のシュネルマイスター。
道中は中団8番手の最内を追走。
4角も8番手の内で直線に向くと、直線は馬場の内目を追い上げてくるが、外から追い上げたグランアレグリアには3/4馬身離されての2着。
内と外の馬場差はあったのだと思うが、いずれにしてもスローの瞬発力勝負では、グランアレグリアには敵わなかったのではないか?
⇒シュネルマイスターの分析
3着は5番人気のダノンザキッド。
道中は中団8番手の外。
4角も8番手の外目で直線に向くと、直線も馬群の外目からの追い上げを見せるが、0.2差の3着まで。
まだまだ力不足と思っていたが、スローで弾ける末脚だけはこのクラスでも通用しそう。
今回は通ったコースも良かった。
⇒ダノンザキッドの分析
3番人気のサリオスは6着。
2枠4番から道中は3番手。
4角は2番手で直線に向き、直線は坂下で先頭に立つが、坂の途中で次々と交わされて、最後はホウオウアマゾンにも内をすくわれて6着。
瞬発戦だと最後はこうなるが、ホウオウアマゾンに交わされたのだけは余計。
どうしてもう少し積極的な競馬をしないのか?
⇒サリオスの分析