結果

第6回 紫苑S(G3)

中山競馬場 芝2000m 良

クッション値:10.3(やや硬め)

2021年9月11日 中山競馬場の馬場状態傾向分析(芝)

着順 馬名 タイム 着差 位置取り 上がり3F
ファインルージュ 1.58.2 6-6-6-5(中団前) 34.2
スルーセブンシーズ 1.58.5 1  3/4 9-9-9-10(中団) 34.3
ミスフィガロ 1.58.5 ハナ 11-11-12-12(中団後) 33.9

レースの上り:34.8


ラップ分析

1着タイム 後3F Lap1 Lap2 Lap3 Lap4 Lap5 Lap6 Lap7 Lap8 Lap9 Lap10
今走 1.58.2 34.8 12.2 11.1 12.0 11.9 12.5 11.9 11.8 11.8 11.4 11.6
過去平均 1.58.95 34.6 12.2 11.1 12.2 12.3 12.7 12.1 12.0 11.6 11.5 11.5
0.3 0.0 0.0 -0.2 -0.4 -0.2 -0.2 -0.1 0.3 -0.1 0.1

(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去4走))

中盤で一度息は入るが、全体としてはそこそこ締まった流れで推移した。

走破時計も過去平均よりは0.7秒速く、レースの上りも過去平均に比べて遜色ない。

開幕週の馬場と言うことを考慮に入れても、今年の「紫苑S」のレベルはそこそこ高かったのではないか。


回顧

1着は2番人気のファインルージュ。

道中は中団の前、6番手あたり。

3~4角で馬群の外目を手応えよく進出して行き、4角は5番手の外で直線。

直線は馬群の外目を追い上げ、一完歩ずつ先頭との差を詰めて行き、坂の手前で先頭を捉えると、あとは後続を引き離してゴール。

好位抜け出しの完璧な競馬。

距離だけが不安材料だったが、2000mならまったく問題なさそう。

本番へ向けて視界良好。

ファインルージュの分析

 

2着は4番人気のスルーセブンシーズ。

道中は中団の内、9番手を追走。

4角は10番手の内で直線に向き、直線ではなかなか前が開かなかったが、進路ができるとそこから猛追。

ファインルージュには迫れなかったものの、しっかり2着は確保した。

中山巧者っぽい一面はあるが、一瞬のキレには見るところがあった。

追い出しがスムーズなら、ファインルージュとの差も際どかったかもしれない。

 

3着は12番人気のミスフィガロ。

道中は中団の後ろ、11~12番手あたり。

4角は12番手から外に出して直線。

直線は馬群の外目から猛追するも3着まで。

やはり開幕週の馬場では位置取りが後ろすぎた感じ。

ただ、そこそこ締まった流れでも終いの脚が出せたのは収穫。

展開さえ嵌れば、今後も一発を秘める存在。

ミスフィガロの分析

 

1番人気のエクランドールは17着。

道中は後方17番手。

4角も17番手の外で直線に向くが、直線では何もできずに敗戦。

キャリア3戦目。

やはりまだ力が追いついていなかったのだろう。

エクランドールの分析

 

3番人気のメイサウザンアワーは6着。

道中は先団の3番手。

4角は5番手の内で直線に向くが、直線では伸びを欠く。

レース自体はこの馬の競馬は出来ていた。

最後に伸びを欠いたのはおそらくペース。

現状では速い時計には対応できない印象。

メイサウザンアワーの分析