結果
第38回 ローレル競馬場賞中山牝馬S(G3)
中山競馬場 芝1800m 不良(降雪)
着順 | 馬名 | タイム | 着差 | 位置取り | 上がり3F |
① | フェアリーポルカ | 1.50.2 | 6-6-6-6(先団後) | 37.1 | |
② | リュヌルージュ | 1.50.3 | 3/4 | 2-2-2-2(先行) | 37.9 |
③ | エスポワール | 1.50.4 | 3/4 | 19-9-10-7(中団) | 37.0 |
レース上り:37.8
ラップ分析
1着タイム | 後3F | Lap1 | Lap2 | Lap3 | Lap4 | Lap5 | Lap6 | Lap7 | Lap8 | Lap9 | |
今走 | 1.50.2 | 37.8 | 12.7 | 12.0 | 12.3 | 12.0 | 11.8 | 11.6 | 12.2 | 12.3 | 13.3 |
過去平均 | 1.48.7 | 35.6 | 12.8 | 12.0 | 12.2 | 12.3 | 11.9 | 12.0 | 12.0 | 11.6 | 12.0 |
(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去6走))
不良馬場に加えてもの凄い雪に見舞われた。
にも関わらず、道中のラップタイムは過去の良馬場平均よりも幾分速めのラップを刻んでいる。
逃げたモルフェオルフェが2~3馬身離して逃げていたこともあったが、すべての馬にとって相当タフなレース展開だったということは間違いないだろう。
最後の200m(Lap9)は13.3秒を要しており、レースの過酷さがうかがえる。
道悪適正、スタミナ、パワー、そして降りしきる雪を気にしない強い精神力が求められたレースとなった。
回顧
1着は3番人気のフェアリーポルカ。
昨年の3歳クラシック戦線でも、前哨戦などでは良い走りを見せていた。
特にスピードの持続能力は高く、タフな展開を得意としていた。
地力がある馬だけに、ハンデ52キロがかなり有利に働いた印象。
2着は14番人気のリュヌルージュ。
まだ2勝クラスを勝ち上がったばかりの3勝クラスの身分。
しかしそのキャリアを見てみると、一貫して堅実な走りをしていて、凡走と呼べるレースはほとんどない。
今回、もちろんこのタフなレースでハンデの50キロが有利に働いたことは言うまでもないが、道中2番手追走でここまで粘り切るスタミナとパワーは今後も覚えておきたい。
3着は1番人気のエスポワール。
中団で脚を溜めて、4角では大外を回って直線を向いた。
よく追い上げてはいるが、4角の位置取りが勝敗を決したか。
道悪は相変わらず走る。
4番人気のデンコウアンジュは、3着エスポワールにハナ差の4着。
このタフなレースをトップハンデ56キロを背負ってこの走り。
まだまだ元気。
1番人気のコントラチェックは最下位の16着。
先団で頑張って追走していたが、直線でズルズルと後退。
道悪も影響したかもしれないが、道中ハナを切れなかったレースはこれで(0-0-0-5)。
やはり逃げてこその馬なのだろう。