結果

第17回 福島牝馬S(G3)

福島競馬場 芝1800m 良 16頭立て

着順 馬名 タイム 着差 位置取り 上がり3F
フェアリーポルカ 1.46.8 12-12-11-9(後方) 34.5
リープフラウミルヒ 1.46.9 3/4 6-7-6-4(中団) 35.0
ランドネ 1.47.1 1  1/4 2-2-2-1(先行) 35.7

レース上り:35.4


ラップ分析

1着タイム 序盤 中盤 上り
今走 1.46.8 34.8 36.6 35.4
過去平均 1.46.8 35.1 36.3 35.4
-0.3 0.3 0.0

(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去8走))

ほぼ例年の良馬場平均通りの平均的なラップで推移したと思われる。

前に行った馬も後ろから来た馬も、それぞれ自身の力が出し切れたレース。


回顧

1着は3番人気のフェアリーポルカ

外枠14番ゲートからだったので、無理せず後方から。

3角過ぎて徐々に順位を上げて、4角は9番手で直線にむいた。

直線はポッカリと開いた内の進路を進み、残り100mを過ぎて突き抜けた。

後方からだったが、3~4角では外を回らずに、馬群中ほどから直線に入り、直線入口でしっかりと進路が開いたのも大きかった。

重賞2連勝だが、前走は52キロの不良馬場。今回は運も多少向いていたと思われる。

力が突き抜けていたと言うことではないだろう。

 

2着は13番人気のリープフラウミルヒ。

道中は中団のポジション。

4角は勝ったフェアリーポルカと同じような位置取りだが、この馬の方が外目。

直線も内と外で同じように伸びてくるが僅差で敗れた。

通った位置取りの差だけか。

 

3着は15番人気のランドネ。

道中2番手から、3角過ぎにはすでに先頭、直線もなんとか粘り込んで3着を確保。

レース直前、この馬の蹄鉄の打ち替えで15分くらいの時間的ロスがあった。

それでリズムを狂わされた馬も多かったことだろうが、この馬は前々で自身の競馬に徹した。

もともと力のある馬。この3着が復調のきっかけになるか?

 

1番人気のエスポワールは12着。

スタート直後は中団の最内だったが、内に包まれるのを嫌ってか、道中は外に出して、3~4角も外々を回って直線に向いている。

この馬のベストは1800mで、2000mは微妙に長いだけに、外を回った距離ロスが響いた可能性もある。

鞍上は「待たされすぎて集中力が切れた」とコメントしているが、気難しいオルフェーヴル産駒だけに、それもありそう。

 

2番人気のデンコウアンジュも13着と振るわず。

この馬も終始外々。

3~4角も外々を回っていることから、距離ロス、スタミナのロスがあったことは間違いない。

昨年からの使い詰めで、疲れもあったか?