結果
第28回 チューリップ賞(G2)12頭
阪神 芝1600m(外) 稍重
クッション値:9.0(標準)
着順 | 馬名 | タイム | 着差 | 位置取り | 上がり3F |
① | メイケイエール | 1.33.8 | 4-1(先行) | 34.8 | |
① | エリザベスタワー | 1.33.8 | 同着 | 4-3(中団前) | 34.3 |
③ | ストゥーティ | 1.33.9 | クビ | 1-1(逃げ) | 34.7 |
レースの上り:34.8
ラップ分析
1着タイム | 後3F | Lap1 | Lap2 | Lap3 | Lap4 | Lap5 | Lap6 | Lap7 | Lap8 | |
今走 | 1.33.8 | 34.8 | 12.9 | 11.6 | 11.8 | 11.4 | 11.3 | 11.0 | 11.5 | 12.3 |
過去平均 | 1.33.94 | 34.4 | 12.5 | 11.1 | 11.7 | 12.2 | 12.1 | 11.6 | 11.1 | 11.8 |
差 | 0.4 | 0.4 | 0.5 | 0.1 | -0.8 | -0.8 | -0.6 | 0.4 | 0.5 |
(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去8走))
当日の馬場は稍重で、少し時計のかかる馬場状態ではあった。
レースは序盤、ストゥーティが引っ張る展開だったが、このラップが極端に緩く、メイケイエール、エリザベスタワー、テンハッピーローズなど、引っかかる馬が続出。
挙句の果ては、中間地点を待たずして、メイケイエールの武豊ジョッキーは抑えるのをやめてメイケイエールを行かせた。
ここらへんがLap4~Lap5で、かなり速いラップを刻んでいる。
しかしその分最後の2Fはバテ比べ。
それでもメイケイエールは完全にバテたわけではなく、上り3Fは34.8秒でまとめており、さすがに自力の高さは示した格好。
3着に粘ったストゥーティまでは、そこそこ強い競馬をしているのではないか。
回顧
1着は1番人気のメイケイエール。
道中のひっかかり具合は凄まじいものがあった。
それでもここまで走ってくるのだがら秘めたる力は相当なものなのだろう。
特にゴール前、あそこはエリザベスタワーに交わされてもおかしくはない状況だが、絶対に抜かせない勝負根性が、同着とは言え1着をもぎ取った。
本番までにこの気性が改善されるとは思えないが、本番はどのような戦略で挑むのか、興味深いところ。
⇒メイケイエールの分析
1着同着に3番人気のエリザベスタワー。
この馬もそれなりに引っかかってはいたが、メイケイエールほどではなかった。
道中は中団の前で何とか堪え、4角3番手から直線は最内に進路を取り、メイケイエールを追い詰めたが、交わすまでには行かなかった。
自慢の末脚はしっかりと繰り出した。
道中スムーズならゴール前交わしていただろうが、それはメイケイエールとて同じこと。
⇒エリザベスタワーの分析
3着は4番人気のストゥーティ。
序盤はハナに立つが、中盤からは交わされて2番手追走。
それでもリズムを崩さず、直線でも最後までメイケイエールに食らいついて3着を死守。
前につけてしぶといところは十分に示した。
⇒ストゥーティの分析
2番人気のタガノディアーナは4着。
中1週でも馬体を減らさず438キロでの出走。
道中は中団の後ろで脚を溜め、4角は8番手で直線に向き、直線も馬群の外目から追い込んでくるが、3着のストゥーティにハナ差の4着。
上りはメンバー最速33.9秒。
終いは確実だが、ラスト消耗戦のこの展開なら、3着は欲しかった。
⇒タガノディアーナの分析