結果
2022年 2月27日(日)
第66回 阪急杯(G3)
阪神競馬場 芝1400(内)良
着順 | 馬名 | タイム | 着差 | 位置取り | 上がり3F |
① | ダイアトニック | 1.19.9 | 3-3(先行) | 34.2 | |
② | トゥラヴェスーラ | 1.20.0 | クビ | 12-12(後方) | 33.8 |
③ | サンライズオネスト | 1.20.3 | 2 | 3-3(先行) | 34.6 |
レースの上り:34.5
ラップ分析
1着タイム | 後3F | Lap1 | Lap2 | Lap3 | Lap4 | Lap5 | Lap6 | Lap7 | |
今走 | 1.19.9 | 34.5 | 12.2 | 10.6 | 11.2 | 11.4 | 11.5 | 11.3 | 11.7 |
過去平均 | 1.20.26 | 34.76 | 12.2 | 10.7 | 11.2 | 11.4 | 11.4 | 11.4 | 12.0 |
差 | -0.2 | 0.0 | -0.1 | 0.0 | 0.0 | 0.1 | -0.1 | -0.3 |
(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去5走))
ラップの出方は平均的だが、上り3Fが平均値よりもやや速い。
スピードの持続力にプラスして、ある程度の瞬発力も求められたレースだったようす。
回顧
1着は1番人気のダイアトニック。
スタート良く、序盤はハナを切る勢いだったが、外からモントライゼが主張したので控えるかたち。
しかし道中は手綱をグッと抑える格好で先団3番手の内。
4角も3番手の内で直線に向き、直線は逃げ粘るモントライゼの内の狭いところをこじ開ける感じで抜け出すと、そのままトゥラヴェスーラの追撃をクビ差凌いでゴール。
当日は馬場の内目が伸びる馬場。
得意の1400mで、道中は内ラチ沿いの最短コース。
一分のロスのない競馬が勝ちにつながったが、最後の直線、モントライゼの内をこじ開ける騎乗は、岩田Jならでは。
⇒ダイアトニックの分析
2着は9番人気のトゥラヴェスーラ。
1枠1番から道中は後方12番手の内で脚を溜める。
4角も後方12番手ながら、この馬は外を回さない。
内ラチピッタリに勝ったダイアトニックの後ろを追いかけ、ダイアトニックがこじ開けた進路をそのまま通って伸びてきたがクビ差及ばずの2着。
この馬は1枠1番からなので、ダイアトニックよりも最短コースを走ったことになる。
前走同様終いの脚は強烈だが、最短コースを通っての2着だけに、まだ1400mの距離には懐疑的。
⇒トゥラヴェスーラの分析
3着は6番人気のサンライズオネスト。
道中は先団3番手の外。内には勝ったダイアトニック。
4角も3番手の外で直線に向き、直線も坂下まではダイアトニックを射程圏に捉えて追い上げてはくるが、最後は切れ負けした感じ。
切れる脚がない分、この馬にとっては少し上りが速かったのかも。
⇒サンライズオネストの分析
2番人気のグレイイングリーンは5着。
外枠12番から道中は後方12番手の外。
4角も12番手の大外で直線に向くと、直線も馬群の外目から追い上げに入るが5着まで。
外枠から道中も外々を回り、直線も馬群の外目。
道中の順位は2着のトゥラヴェスーラと変わらないが、位置取りが真逆。
今回は枠順も馬場も味方してくれなかった感じだが、次につながる5着だろう。
⇒グレイイングリーンの分析
3番人気のタイセイビジョンは8着。
道中は中団9番手の外。
4角も8番手の大外で直線に向き、直線は馬群の外目から追い上げに入るが、良い脚は出せず。
まさに道中は中団の外々を回っていて、かなりの距離ロスがあった感じ。
その影響で終いの脚がまったく出せなかった。
この馬、1400mはギリギリの距離かも。
⇒タイセイビジョンの分析