結果

第16回 キーンランドカップ(G3)

札幌競馬場 芝1200m 良

クッション値:8.0(軟らかめの標準)

8月29日 札幌競馬場の馬場状態傾向分析(芝)

着順 馬名 タイム 着差 位置取り 上がり3F
レイハリア 1.09.1 2-3(先行) 34.8
エイティーンガール 1.09.1 9-10(中団後) 34.0
セイウンコウセイ 1.09.2 クビ 4-6(中団前) 34.6

レースの上り:35.1


ラップ分析

1着タイム 後3F Lap1 Lap2 Lap3 Lap4 Lap5 Lap6
今走 1.09.1 35.1 12.3 10.7 11.0 11.5 11.6 12.0
過去平均 1.08.54 34.7 12.0 10.7 11.2 11.5 11.4 11.7
0.4 0.3 0.0 -0.2 0.0 0.2 0.3

(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去5走))

前半ほぼ平均で入って、後半はさほど伸びていない。

走破時計としては遅く、このレースの2つ前、9Rの1勝クラスのタイム1.09.0よりさらに0.1秒遅い。

メイケイエールがかかって暴走気味に逃げていたように見えたが、実はペースとしてはさほど速くはなく、展開としては前有利と言っていいだろう。

レースレベルとしては、それほど高いとは言えないだろう。


回顧

勝ったのは3番人気のレイハリア。

スタートを決めて飛び出したが、メイケイエールがかかり気味に主張したため控えて2番手追走。

4角3番手で直線に向くと、残り100mあたりからグイグイと加速して、ゴール前、2番手追走から先に抜け出していたカイザーメランジェをしっかり捉えてゴール。

レースのレベルはともかく、しっかり先手が取れて、メイケイエールにハナを奪われても2番手でしっかりと折り合えるセンスの良さは評価できる。

レイハリアの分析

 

2着は7番人気のエイティーンガール。

道中は中団の後ろ、9番手あたりを追走。

4角は10番手から大外を回して直線。

直線は馬群の外目から鋭い末脚で追い込んでくるが、頭差及ばずの2着。

いつもより位置取りが少し前目だったことが奏功した感じ。

ペースがもう少し流れていれば、と言うレース。

エイティーンガールの分析

 

3着は9番人気のセイウンコウセイ。

道中は中団の前、4番手を追走。

4角は6番手で直線に向き、馬群の外目をしっかり伸びて3着を確保。

レースのレベルが下がるときっちり馬券圏内に顔を出すあたり、さすがはG1馬。

セイウンコウセイの分析

 

1番人気のメイケイエールは7着。

かかり気味にハナを取り、4角も先頭で直線に向くが、直線入口では早々にカイザーメランジェに先頭を譲り、そこからズルズルとは行かないまでも、ゴール前ではやはり甘くなって7着。

ラップ的には暴走と言うほどではなかったが、千二のレースでこれなら、この先、ちょっと使いどころが難しくなる。

メイケイエールの分析

 

2番人気のミッキーブリランテは10着。

道中は中団8番手。

4角も8番手で直線に向くが、良い脚は使えずに10着に沈む。

やはりこの馬、休み明けは「鬼門」。

ミッキーブリランテの分析