結果

2022年 8月21日(日)

第57回 北九州記念(G3・ハンデ)

小倉競馬場 芝1200m 良

2022年8月21日 小倉競馬場の馬場状態傾向分析(芝)

着順 馬名 タイム 着差 位置取り 上がり3F
ボンボヤージ 1.06.9 7-5(中団) 33.5
タイセイビジョン 1.07.1 1  1/4 13-13(後方) 33.3
ナムラクレア 1.07.1 クビ 10-8(中団) 33.6

レースの上り:34.1


ラップ分析

1着タイム 後3F Lap1 Lap2 Lap3 Lap4 Lap5 Lap6
今走 1.06.9 34.1 11.7 10.3 10.8 11.1 11.3 11.7
過去平均 1.07.62 34.8 11.7 10.2 10.9 11.4 11.5 11.9
-0.7 0.0 0.1 -0.1 -0.3 -0.2 -0.2

(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去5走))

前半は例年通り普通に速いラップを刻むが、上りもそのスピードは緩むことなく34.1秒。

ただ、例年に比べるとかなり速い34.1秒の上りも、今の速い小倉の馬場にしてみれば、かかっている方なのだろう。

稍重あけの馬場状態の影響も少しはあったのだろう。

レース全体としては、前傾ラップで上りのかかる展開。

差し有利の展開となり、中団の前目に控えていた軽ハンデ51キロのボンボヤージが見事に差し切った。


回顧

1着は16番人気のボンボヤージ。

道中は中団、7番手の最内を追走。

4角は5番手の最内で直線に向くと、直線は馬場の内目からスルスルと伸びて、残り200mを超えて先頭に立つと、そのまま押し切ってゴール。

道中最内の経済コース、それに加えて軽ハンデ51キロなら、相性の良い小倉千二なら走ってくる。

ボンボヤージの分析

 

2着は3番人気のタイセイビジョン。

道中は後方13番手の最内。

4角も後方13番手の内で直線に向くと、直線は馬場の内目から伸びてはくるが、先頭を捉え切れずに2着まで。

この馬向きの展開となり、位置取りも完璧で直線に向いたが、前走に引き続き、軽ハンデ馬を捉え切れずの2着。

力はあるのだが、脚質的にはこうなることが多いことは確か。

タイセイビジョンの分析

 

3着は1番人気のナムラクレア。

外枠16番から道中は中団10番手の外。

4角は8番手で、外目に進路を求めるが、開きそうにないと見るやサッと内に切れ込んで追い上げてくるが、タイセイビジョンにクビ差迫るのが精一杯。

1、2着馬は道中最短コースからの直線も内。

今回は枠順に恵まれなかったと言わざるを得ないが、この枠順で勝ち切ってこそ意味があったのだが・・・。

ナムラクレアの分析

 

2番人気のテイエムスパーダは7着。

2枠4番から、前走と同じく逃げの手に出る。

4角も後続に1馬身に差をつけて直線に向き、直線は馬場の3分どころに進路を取って粘り込みを計るが、残り200mでボンボヤージに交わされると、残り100mで後続に呑み込まれた。

前走は斤量が3キロ軽かった。

単純計算で、0.2×3キロ=0.6秒。

斤量48キロなら0.1差で勝ち切っている計算。

まあ、稍重あけの馬場状態など、実際はそう簡単ではなかったのだろうが、しかしまあ、そういうことだろう。

テイエムスパーダの分析