結果

2022年 8月14日(日)

第57回 関屋記念(G3)

新潟競馬場 芝1600m(外)稍重

8月14日(日)新潟競馬場の馬場状態傾向分析(芝)

着順 馬名 タイム 着差 位置取り 上がり3F
ウインカーネリアン 1.33.3 2-2(先行) 32.9
シュリ 1.33.4 3/4 1-1(逃げ) 33.1
ダノンザキッド 1.33.4 クビ 6-6(中団前) 32.6

レースの上り:33.0


ラップ分析

1着タイム 後3F Lap1 Lap2 Lap3 Lap4 Lap5 Lap6 Lap7 Lap8
今走 1.33.3 33.0 12.7 11.4 12.1 12.2 11.9 10.8 10.6 11.6
過去平均 1.32.34 34.5 12.5 10.9 11.4 11.6 11.5 11.4 11.1 12.1
-1.5 0.2 0.5 0.7 0.6 0.4 -0.6 -0.5 -0.5

(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去5走))

明らかなドスローの前残り。

それ以上でもそれ以下でもない低レベルなレース。


回顧

1着は1番人気のウインカーネリアン。

外枠12番から、先行力を生かして道中は2番手追走。

4角も2番手で直線に向くと、抜群の手応えで残り400m。

残り400mを切って、満を持して追い上げに入ると、逃げ粘るシュリを捉えて先頭。

その後も追いすがるシュリをゴール前振りきってゴール。

切れる脚が期待できないこの馬にして、終いの脚が32.9秒。

こういう展開なら切れ負けしても不思議ではないが、それでも勝ち切れるほど、前が有利だったということだろう。

ウインカーネリアンの分析

 

2着は12番人気のシュリ。

4枠6番からハナへ。

道中ユルユルのラップを刻んで直線。

直線は残り400mを切ってウインカーネリアンに交わされはするが、そのあともゴール前まで追いすがって2着を確保。

スタートが久々に決まり、マイペースの逃げも決まった。

これだけ緩いラップで逃げられたことが好走の要因にはある。

このクラスではまだ力不足だと思っていたが、この2着は力でもぎ取った2着ではない。

シュリの分析

 

3着は2番人気のダノンザキッド。

道中は中団の前目6番手を追走。

4角も6番手で直線に向き、直線は馬群の中ほどから追い上げに入るが、終い32.6秒の脚でも届かなかった。

スローペースはこの馬の十八番だが、今回は何と言っても遅すぎた。

何とも不運だが、この馬らしいと言えばこの馬らしい負け方。

ダノンザキッドの分析

 

3番人気のイルーシヴパンサーは11着。

道中は後方、10番手を追走。

4角も10番手で直線に向き、直線は馬群の外目から追い上げに入るが、まったく伸びを欠いて11着。

ドスローの流れで差し届かないのは仕方ないが、最後の脚も出せていない。

稍重馬場での勝利は2勝クラスで1度あるが、こういう馬場が得意ではないのか?

ちょっとアテにし辛い馬になってきた。

イルーシヴパンサーの分析