結果

2023年 4月8日(土)

第41回 ニュージーランドT(G2)

中山 芝1600m(外)稍重

着順 馬名 タイム 位置取り 上がり3F
エエヤン 1.33.7 4-2-3(先行) 36.0
ウンブライル 1  1/4 9-10-8(中団) 35.3
シャンパンカラー クビ 6-6-4(中団前) 35.7

レースの上り:36.0


ラップ分析

1着タイム 後3F Lap1 Lap2 Lap3 Lap4 Lap5 Lap6 Lap7 Lap8
今走 1.33.7 36.0 12.2 11.5 11.3 11.5 11.2 11.9 12.1 12.0
過去平均 1.33.60 34.7 12.4 11.2 11.4 11.9 11.9 11.7 11.5 11.6
1.3 -0.2 0.3 -0.1 -0.4 -0.7 0.2 0.6 0.4

(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去5走))

馬場は午前中から稍重の発表だが、10Rの3勝クラスの千二の時計を見ても、良の標準くらいの時計は出る馬場コンディション。

流れとしては、中盤でかなり速いラップを刻んだせいで、上りのかかる展開となった。

この流れだと、後続も道中は脚を使わされているので、スタミナと馬力がなければ後半の追い上げは効かなかっただろう。

時計は標準的な時計を計時しているが、このレースはSPの持続力にプラスして、スタミナと底力が求められた一戦。


回顧

1着は2番人気のエエヤン。

道中は3番手の外目を追走。

4角も3番手で直線に向き、直線は馬場の3~4分どころから追い上げに入り、坂の上りで先頭に立つと、そのまま後続を振り切ってゴール。

タフな流れを前々につけて押し切っているあたり、かなり力がある感じ。

2着馬に1馬身1/4離しているが、最後はメイチで追っていないだけに、まだまだ余裕もある感じ。

中山コースで3連勝。

「新馬戦」、「未勝利戦」と、東京コースではいいところがなかったが、本番ではどうか?

 

2着は5番人気のウンブライル。

外枠15番から、道中は中団9番手の外。

4角は8番手の外で直線に向き、直線は馬群の外目から追い上げに入り、坂の上りでグンと伸びるが、勝ち馬には1馬身半及ばず。

初ブリンカーの効果が出たのか、最後はしっかりと伸びた。

レースの上りが36秒かかっていることも、後ろから届いた要因だろう。

いかにも中山向きの走り、東京コースではどうか?

 

3着は7番人気のシャンパンカラー。

道中は中団の前、6番手を追走。

4角は4番手の外目で直線に向き、直線は勝ったエエヤンの直後から追い上げてくるが、その差は詰まらず。

これまでのペースからは一気にペースアップしているにも関わらず、しっかりと対応できている点は評価できる。

今回は位置取りが、これまでよりはやや後ろになったが、次走、前目にポジションが取れれば面白いのではないか。

 

1番人気のドルチェモアは7着。

4枠8番からハナに立つが少し掛かり気味。

そのせいか、道中のラップはやや早め。

中間点の800mを過ぎたあたりで2番手バグラダス、3番手エエヤンに競りかけられてさらにラップは速くなった。

4角も先頭で直線に向き、坂下あたりまでは先頭で粘っていたが、坂の上りで力尽きた感じ。

この馬の場合は、特にペースが速くて、最後にバテて伸びを欠いたわけではないだろう。

ここを叩いた次走、良化の余地はあるだろう。