結果

2023年 4月8日(土)

第66回 阪神牝馬S(G2)

阪神競馬場 芝1600m(外)良

着順 馬名 タイム 位置取り 上がり3F
サウンドビバーチェ 1.33.9 2-2(先行) 34.1
サブライムアンセム 1  1/4 3-3(先行) 34.1
コスタボニータ クビ 6-5(中位) 34.0

レースの上り:34.2


ラップ分析

1着タイム 後3F Lap1 Lap2 Lap3 Lap4 Lap5 Lap6 Lap7 Lap8
今走 1.33.9 34.2 12.5 11.7 11.9 11.9 11.7 11.2 11.0 12.0
過去平均 1.33.22 34.0 12.6 11.3 11.7 11.9 11.8 11.0 11.2 11.7
-0.1 0.4 0.2 0.0 -0.1 0.2 -0.2 0.3

(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去5走))

稍重馬場なりのスローな流れ。

その分、稍重ながら上りの時計も例年の良馬場平均並みには出た。

スローの前残りに加えて、内が伸びる馬場状態。

直線で内にこだわった馬のワンツースリーとなった。


回顧

1着は6番人気のサウンドビバーチェ。

道中は先団2番手を追走。

4角も2番手で直線に向き、直線は馬場の内目から追い上げに入り、坂下で逃げ粘るウインシャーロットに並びかけると、坂の上りではこれを交わし、ゴール前で抜け出した。

これくらいのペースなら、前々で十分粘り込める力はある馬。

走破時計が遅かったのと、内が伸びる馬場状態もよかった。

サウンドビバーチェの分析

 

2着は10番人気のサブライムアンセム。

道中は3番手の最内を追走。

4角も3番手の最内で直線に向き、直線も馬場の最内から追い上げに入るが、坂の上りで逃げ粘っていたウインシャーロットが失速してしまったことで進路がなくなり、外へ出して再度追うというロスが生じた。

それでもしっかり2着は確保。

最近のポジションはもう少し後ろだが、最内枠から良いスタートが切れ、直線も内を通れたのがよかった。

ロスがなくても勝ち切るのは難しかったようには思う。

サブライムアンセムの分析

 

3着は9番人気のコスタボニータ。

道中は中団馬群6番手の最内を追走。

4角も5番手の最内で直線に向き、直線は馬場の最内から追い上げに入り、ゴール前でバテた逃げ馬を交わして3着に入った。

昇級初戦でいきなりの重賞3着だが、今回は通ったコースがよかった感じで相手関係にも恵まれた。

引き続きこのクラスの安定勢力になれるかどうかは、このレースだけではまだなんとも言えない。

 

1番人気のルージュスティリアは6着。

道中は中団5番手あたりを追走していたが、レース前半は首を振ってかなり行きたがっていた。

4角は8番手で直線に向き、直線は馬群の中ほどから追い上げに入るが、伸びずバテずの6着どまり。

緩い流れで力んでしまって直線伸びず。

ルージュスティリアの分析

 

2番人気のウインシャーロットは4着。

3枠3番からハナへ。

道中緩い流れを作って直線に向き、直線も坂の途中までは粘っていたが、坂の途中で失速。

この馬の力なら逃げ切りが十分に狙える展開だったと思うが・・・。

ウインシャーロットの分析

 

3番人気のママコチャは9着。

スタート出遅れて道中は後方9番手あたりを追走。

3角を過ぎて外を回して順位を上げて行き、4角は3番手で直線。

直線は馬場の内目から追い上げを計るが、坂の上りで一杯。

スローの流れで後方のままでは勝負にならないと見て、早めの進出を計ったのだろうが、最後まで息が持たなかった。