結果
第65回 大阪杯(G1)
阪神競馬場 芝2000m(内) 重
クッション値:9.5(標準)
着順 | 馬名 | タイム | 着差 | 位置取り | 上がり3F |
① | レイパパレ | 2.01.6 | 1-1-1-1(逃げ) | 36.8 | |
② | モズベッロ | 2.02.3 | 4 | 10-10-9-5(後方) | 36.8 |
③ | コントレイル | 2.02.5 | 3/4 | 9-9-6-2(中団後) | 37.4 |
レース上り:36.8
ラップ分析
1着タイム | 後3F | Lap1 | Lap2 | Lap3 | Lap4 | Lap5 | Lap6 | Lap7 | Lap8 | Lap9 | Lap10 | |
今走 | 2.01.6 | 36.8 | 12.4 | 11.1 | 12.1 | 12.1 | 12.1 | 12.8 | 12.2 | 12.1 | 11.6 | 13.1 |
過去平均 | 1.59.12 | 34.8 | 12.7 | 11.3 | 12.4 | 12.3 | 12.0 | 12.1 | 11.6 | 11.4 | 11.5 | 12.0 |
差 | 2.0 | -0.3 | -0.2 | -0.3 | -0.2 | 0.1 | 0.7 | 0.6 | 0.7 | 0.2 | 1.2 |
(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去4走))
ラップはすべて逃げたレイパパレが刻んだラップ。
重馬場ながら、前半は軽快に飛ばして行って、前半1000mを過ぎたあたり(Lap6)でうまい具合に息を入れ、そして下りになるラスト600mから再加速。
Lap9では11.6秒の加速で後続のスタミナを奪い、坂の上りは13.1秒を要したものの、後続の脚にもうお釣りは残っていなかった。
レイパパレの絶妙な逃げに、後続の馬が翻弄されたレース。
回顧
1着は4番人気のレイパパレ。
レース運びは先ほど書いたのでここでは省くが、かなり強い競馬をした印象。
道悪、荒れた馬場での強さは分かったが、良馬場でどれだけやれるのか?
次の走りに注目したいが、次走に「宝塚記念」を選ぶなら、またこの馬の強さが際立つかもしれない。
⇒レイパパレの分析
2着は6番人気のモズベッロ。
道中はいつものように後方から。
3~4角でジワジワと順位を上げて、4角は5番手の外。
直線も馬群の外目からジワジワと追い上げて、脚の上がったコントレイルを捉えての2着。
こう言う流れではやはり強い。
⇒モズベッロの分析
3着は1番人気のコントレイル。
道中は中団の後ろあたり。
3角を過ぎて動いて行って、4角は2番手で直線。
直線も懸命にレイパパレを追うが、その差は詰まらず。
最後は脚の上がったところをモズベッロに交わされて3着。
馬場も馬場なので早めに動いて勝ちに行ったが、その思惑がレイパパレの術中にはまった感じ。
完敗。
⇒コントレイルの分析
2番人気のグランアレグリアは4着。
道中は中団の前あたり。
3角を過ぎたあたりでコントレイルが動いて行ったのと同じようにこの馬も進出。
4角2番手で直線に向いて、直線はコントレイルと一緒にレイパパレを追うが、坂の上りで脚が上がった。
3着のコントレイルとはクビ差だけに、距離が敗因とは思えない。
2000mの距離、良馬場でもう一度見てみたい。
⇒グランアレグリアの分析
3番人気のサリオスは5着。
道中は先団3番手。
4角は2番手の内で直線に向き、直線は馬場の最内に進路を取るが、粘り切れずに5着まで。
人気どころの上位とは、やはり力の差があるのか?
それとも、距離はマイルあたりが丁度良いのか?
このままでは終われない。
⇒サリオスの分析