結果

第55回 小倉大賞典(G3・ハンデ)

小倉競馬場 芝1800m 良

クッション値:10.0(標準)

着順 馬名 タイム 着差 位置取り 上がり3F
テリトーリアル 1.45.5 3-3-3-3(先行) 35.0
ボッケリーニ 1.45.5 ハナ 5-6-6-5(中団前) 34.6
ディアンドル 1.45.7 1  1/2 2-2-2-1(先行) 35.9

レース上り:35.9


ラップ分析

1着タイム 後3F Lap1 Lap2 Lap3 Lap4 Lap5 Lap6 Lap7 Lap8 Lap9
今走 1.45.5 35.9 12.5 11.3 11.6 11.3 11.3 11.6 11.7 11.7 12.5
過去平均 1.46.45 35.4 12.3 11.3 12.0 11.9 11.8 11.7 11.6 11.7 12.1
0.5 0.2 0.0 -0.4 -0.6 -0.4 -0.1 0.1 0.0 0.4

(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去8走))

前半1000mの通過が58.0秒。

トーラスジェミニとディアンドルが3番手以降を離して逃げていたと言うこともあるが、明らかに前傾ラップ。

全馬追走にはそこそこスタミナを使っていたことだろう。

それでも上りは35.9秒でまとめられており、バテバテの消耗戦にはなっていない。

総じて、スタミナ、スピード持続力が求められたレース。


回顧

1着は11番人気のテリトーリアル。

道中はハイラップを刻む前の2頭から4~5馬身離れた3番手追走。

4角でもその差はまだ3馬身ほどあったものの、直線では馬場の綺麗な外目から追い上げて行き、ゴール前はボッケリーニの猛追に遭うもハナ差凌いでゴール。

まさにこの馬向きの展開、この流れならこれくらいはやれる。

テリトーリアルの分析

 

2着は1番人気のボッケリーニ。

道中は中団の前。4角は5番手の外で直線。

直線は馬群の外から上り最速34.6秒の脚で追い込んでくるが、ハナ差及ばず2着。

勝ち馬との斤量差は0.5キロ。

この馬も力のあるところは示したが、ハンデ差と言うより、勝った馬が強かった。

ボッケリーニの分析

 

3着は12番人気のディアンドル。

道中は2番手。

中盤までに逃げるトーラスジェミニを深追いしなかったのが良かった。

これなら単騎の逃げとほぼ同じだろう。

残り400mから差を詰めて行き、4角では先頭に立って直線。

直線もギリギリまで粘りはしたが、ゴール前2頭に交わされて3着。

ハンデ53キロをうまく生かした3着。

ディアンドルの分析

 

2番人気のフェアリーポルカは8着。

道中は先団4~5番手。

4角4番手の外で直線。

直線は2着のボッケリーニのすぐ前で追い出していたが、残り200mを過ぎたあたりから脚色が怪しくなった。

この馬向きの展開ではあったが、最後はどうしたのか?

3歳時の「若駒S」以来約2年ぶりとなる牡馬との混合戦が応えたのか?

フェアリーポルカの分析

 

3番人気のヴァンケドミンゴは9着。

道中は後方からの追走。

4角も後方13番手の内で直線に向き、直線は内にもぐり込んで前を追うが良い脚は使えずに9着。

最後の直線、内目の馬場は傷んでいたようで、各馬内を通るのは避けていたようす。

この馬も、緩い馬場は得意ではないので、最後の内目の選択がアダになったかも。

ヴァンケドミンゴの分析