結果

2022年 3月6日(日)

第59回 弥生賞ディープインパクト記念(G2)

中山競馬場 芝2000m 良

3月6日(日)中山競馬場の馬場状態傾向分析(芝)

着順 馬名 タイム 着差 位置取り 上がり3F
アスクビクターモア 2.00.5 2-2-2-2(先行) 35.2
ドウデュース 2.00.5 クビ 5-4-4-5(中団) 35.0
ボーンディスウェイ 2.00.6 1/2 3-3-4-3(先行) 35.0

レースの上り:35.2


ラップ分析

1着タイム 後3F Lap1 Lap2 Lap3 Lap4 Lap5 Lap6 Lap7 Lap8 Lap9 Lap10
今走 2.00.5 35.2 12.7 11.6 11.9 12.5 12.4 12.4 11.8 11.5 11.4 12.3
過去平均 2.01.50 35.1 12.5 11.1 12.2 12.8 13.0 12.5 12.4 12.0 11.3 11.7
0.1 0.2 0.5 -0.3 -0.3 -0.6 -0.1 -0.6 -0.5 0.1 0.6

(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去5走))

道中はスローと言えばスローだが、例年の弥生賞のような13秒に近いような緩いラップは踏んでいない。

前半1000mあたりまでは12秒台中盤で推移。

そして残り800mあたりから、後方のロジハービンが動いて行ったことによって早くもレースは動きはじめて、ここから12秒を切るラップで加速して行く。

この加速は600m続くわけだが、その分ラスト1Fは12.3秒を要しているが、レースの上り全体では35.2秒でまとめられている。

道中のラップは決して緩くはなく、しかも後半は速い時点でレースが動いた。

これらのことから、今年の「弥生賞」は、そこそこのSP持続力が試されたレースだったのではないかと推察する。


回顧

1着は3番人気のアスクビクターモア。

道中は2番手追走。

4角も2番手で直線に向くと、直線は坂の上りで気合を入れると、スッと反応して抜け出した。

ゴール前はドウデュースにクビ差詰め寄られるが、なんとかしのぎ切ってゴール。

前残りというよりも、しっかりとした先行押し切り勝ちだろう。

これで中山コースは3戦3勝、相性の良さも示した格好。

アスクビクターモアの分析

 

2着は1番人気のドウデュース。

道中は中団の前、4~5番手を追走。

3~4角あたりでロジハービンが動いて行ってペースが上がったところでそれにはつき合わず位置取りを少し下げた。

4角は5番手の内で直線に向くと、直線は馬群の中ほどから追い出しにかかり、先に抜け出していたアスクビクターモアを追うが、その差はなかなか詰まらない。

ゴール前では何とかクビ差まで詰め寄るが、そこがゴール。

位置取りを下げたのが、不利なのか何なのかよく分からないが、その差が勝敗を分けた感じ。

まあ、勝ち馬とはそう差はないだろう。

ドウデュースの分析

 

3着は9番人気のボーンディスウェイ。

道中は3番手追走。

4角も3番手で直線に向くと、直線は馬群の外目から追い上げてはくるが、上位2頭とは少し差があった。

ボーンディスウェイの分析

 

2番人気のインダストリアは5着。

道中は後方9番手を追走。

4角も後方9番手の外で直線に向き、直線は馬群の外から追い上げてはくるが、0.3差及ばずの5着。

4角でジャスティンロックに寄られて外に弾かれる不利はあった。

また直線でもやはり外にもたれ気味。

良いものは持っていそうだが、まだまだ幼そう。

インダストリアの分析