2023年8月13日【関谷記念】終了時点までのデータや実際の走りをもとに、フォルコメンの好走パターンを分析。

フォルコメンの距離適性

フォルコメンはこれまでに芝1600m~芝2000mまでの距離のレースに使われてきた。

各距離の着度数は次の通り;

  • 芝1500m(0-1-0-0)
  • 芝1600m(4-3-1-10)
  • 芝1800m(0-1-0-3)
  • 芝2000m(0-1-0-1)

ベストは1600m。

フォルコメンの脚質

逃げ、先行脚質。

しっかり先手さえ取れればなかなかしぶといSP持続型の馬。

2022年の「ダービー卿CT」では、後方からの上り2位の脚(33.8)でアタマ差の2着には入ったが、これはハンデ54キロと外差し馬場が効いていた感じ。

今後重賞クラスでは、末脚で勝負することはできないだろう。

しっかり前目にポジションが取れて、走破時計が1分33秒前後まで落ちてくると、前目で残る可能性も増す。

フォルコメンのコース適正

フォルコメンの競馬場ごとの着度数は次の通り;

  • 札幌(0-1-0-0)
  • 函館(0-1-0-1)
  • 福島(0-0-0-1)
  • 新潟(0-0-0-1)
  • 東京(1-1-0-4)
  • 中山(2-2-0-4)
  • 中京(1-1-0-1)
  • 京都(未)
  • 阪神(0-0-1-1)
  • 小倉(0-0-0-1)

コースは問わない感じ。

フォルコメンの持ち時計(ベストタイム)

フォルコメンの持ち時計は次の通り;

  • 芝1600m:1.32.3 2着(中山)
  • 芝1800m:1.48.0 2着(函館)
  • 芝2000m:1.59.1 10着(福島)

千六の時計はハンデ重賞(54キロ)。

速い時計は厳しそう。


フォルコメンの重馬場適正

フォルコメンの稍重も含めた道悪競馬での実績は;

  • 稍重(0-1-0-2)
  • 重(1-0-0-1)
  • 不良(未)

馬場が渋って上りがかかる展開は得意。

フォルコメンの鉄砲実績(休み明け)

フォルコメンの10週(中9週)以上の休み明けでの成績は;

  • 10週以上(2-2-1-7)

叩いてからは;

  • 2戦目(0-2-0-4)
  • 3戦目(0-2-0-1)
  • 4戦目(1-0-0-0)
  • 5戦目~(未)

フォルコメンのローテーション適正

  • 連闘(未)
  • 中1~2週(1-0-0-0)
  • 中3~5週(1-3-0-5)
  • 中6~8週(0-1-0-1)

フォルコメンの枠順適正

フォルコメンの馬番別着度数は;

  • 1~4番(0-2-1-7)
  • 5~9番(3-1-0-3)
  • 10~14番(1-3-0-4)
  • 15~18番(未)

フォルコメンの斤量別着度数

  • 54キロ(0-4-0-1)
  • 55キロ(1-0-0-1)
  • 56キロ(1-1-0-6)
  • 57キロ(2-1-1-5)
  • 58キロ(0-0-0-1)

フォルコメンの季節別着度数

  • 12~2月(冬):(1-0-1-5)
  • 3~5月(春):(1-2-0-2)
  • 6~8月(夏):(0-4-0-3)
  • 9~11月(秋):(2-0-0-4)

フォルコメンの好走体重

3着以内の体重は;

  • 498~514キロ

フォルコメンの血統背景

父はヴィクトワールピサ(サンデー系ネオユニヴァース/皐月賞、有馬記念、ドバイワールドカップ)。

母の父はストームキャット(ノーザンダンサー系ストームキャット)。

ストームキャットは米国で走り、ダートの6F~8.5F(約1200~1700m)で活躍。現役時代はG1を1勝しただけだが、種牡馬としては多くのG1ウイナーを排出した名種牡馬。代表産駒のジャイアンツコーズウェイも種牡馬として高い名声を誇る。

日本では母の父として、キズナロードカナロアなど、多くのG1ウイナーが出ている。

母方の4代前、パサドブル(Pasadoble)を祖とする牝系は、欧州、日本で多くの重賞ウイナーを輩出する名門牝系。

この一族の日本での活躍馬は、リアルスティール(ドバイターフ、皐月賞2着、菊花賞2着、秋天2着)、ラヴズオンリーユー(オークス、クイーンエリザベス2世カップ、ブリーダーズカップフィリー&メアターフ、香港カップ)など。