レゾンドゥスリールのキャリアはまだ1戦だけなので、近走のみを振り返る。
レゾンドゥスリールのここまでの走り
20/11/21 2歳新馬
阪神 芝1600m(外)良
着順:1着(1.35.5・-0.2差)
騎手:川田将雅(55キロ)
道中ペースが極端に緩んで、一旦はハナに立つ場面もあったが、その後は流れに乗って、道中はおおむね3番手あたり。
4角も3番手で直線に向き、直線は馬群の外目から追い出して、坂下で先頭に立つと、そのまま押し切ってゴール。
今開催は一貫して速い芝の阪神競馬場。時計的には目を瞠るものはない。
スローの流れではあったが、自身の上りは33.4秒。
新馬戦としてはまずまずのパフォーマンス。
【期待される能力】
- 瞬発力
レゾンドゥスリールの脚質
いずれにしても終いを生かす競馬になるだろうが、新馬戦のスタートはいま一つだった。
レゾンドゥスリールの血統背景
父はハーツクライ(サンデー系)。
母は2012年の「阪神JF(G1)」、2014年の「キーンランドカップ(G3)」を制したローブティサージュ。
母の父はウォーエンブレム(ミスプロ系)。
ウォーエンブレムは米国で走り、「ケンタッキーダービー」他、ダートG1を3勝。主要距離はダートの中距離。種牡馬としてはローブティサージュの他、「秋華賞」のブラックエンブレム、「チューリップ賞」エアパスカルなど。
いわゆる良血馬。
レゾンドゥスリールの次走
次走は1月10日(日)、中京競馬場 芝1600mで行われる「シンザン記念(G3)」。
シンザン記念は過去10年、「新馬戦」からの出走馬は(1-2-1-11)と、そこそこ馬券にはなっている。
1戦1勝馬だが、良血だけに、期待は集まりそう。