結果
2024年 7月21日(日)
第72回 中京記念(G3・ハンデ)
小倉競馬場 芝1800m 良
着順 | 馬名 | タイム | 位置取り | 上がり3F |
① | アルナシーム | 1.47.2 | 7-7-7-4(中団) | 36.4 |
② | エピファニー | クビ | 8-9-10-9(中団) | 36.2 |
③ | エルトンバローズ | 1/2 | 6-6-6-2(中団前) | 36.8 |
レースの上り:37.3
ラップ分析
1着タイム | 後3F | Lap1 | Lap2 | Lap3 | Lap4 | Lap5 | Lap6 | Lap7 | Lap8 | Lap9 | |
今走 | 1.47.2 | 37.3 | 12.2 | 10.4 | 11.7 | 11.5 | 11.7 | 12.4 | 12.5 | 12.5 | 12.3 |
過去平均 | 1.46.05 | 34.7 | 12.5 | 11.4 | 12.2 | 12.0 | 11.9 | 11.5 | 11.4 | 11.5 | 11.8 |
差 | 2.7 | -0.3 | -0.9 | -0.5 | -0.5 | -0.2 | 0.9 | 1.1 | 1.1 | 0.5 |
(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去2走))
序盤は前2頭が競り合ったためにかなり速いラップで推移。
しかし後続も2角あたりから前2頭との差を詰めにかかっているので、展開としては、全体的な前傾ラップ。
3角手前で早くも後続が前2頭に追いついて、3~4角では馬群は一団となって直線の攻防。
上がり3Fが37.3秒、上がり4Fも49.7秒というかなり厳しい消耗戦。
開催最終日で馬場状態が悪く、道中前に行った組が最後まで残るには厳しい馬場たった様子。
馬のパワーと底力がものを言った一戦。
ただ、時計はちょっとかかりすぎているような印象。
レースのレベルとしてはあまり高くはなさそう。
回顧
1着は5番人気のアルナシーム。
道中は中団7番手の最内。
4角は4番手の内目で直線に向き、直線は馬場の2~3分どころから追い上げに入り、残り200mで先頭に立つと、内から伸びてきたエピファニーの追撃をクビ差しのいでゴール。
タフな流れを得意とする馬とは思っていなかったが、この厳しい消耗戦の流れの中で勝ち切った。
レースのレベルが低そうなので、今後もタフな流れで好走するかと言えば、それはちょっと懐疑的。
ただ、馬込みが苦手と言うのは見立て違いだった。
⇒アルナシームの分析
2着は2番人気のエピファニー。
道中は中団のやや後ろ、勝ち馬の直後あたりを追走。
4角は内に潜り込んで、9番手の最内で直線。
直線も馬場の内目から追い上げに入り、ジワジワとした伸びだが着実に伸びてきて、ゴール前勝ち馬にクビ差迫ったところがゴール。
元々上りのかかるタフな展開が得意な底力型。
斤量差1キロを考えれば勝ちに等しい。
3着は1番人気のエルトンバローズ。
道中は中団の前目、6番手の内を追走。
3~4角で進出を開始して、4角は2番手で直線。
直線では早め先頭に立つが、残り200mで勝ち馬に交わされると、ゴール前は2着馬にも交わされての3着。
結果的には仕掛けが早かったとも言えるが、ハンデ59キロを背負ってのもの。溜めていても勝ち切れたがどうかは微妙。
近走では精彩を欠いていたが、このクラスならまだまだ力は上。
3番人気のニホンピロキーフは5着。
外枠13番から、道中は後方12番手を追走。
3~4角で外目を回して進出を開始して、4角は9番手の大外で直線。
直線は馬群の外目から追い上げに入り、ジワジワと伸びてはくるが0.3差の5着まで。
こういう底力勝負は得意な馬だが、いつもより道中の位置どりが後ろ過ぎた。