結果

2023年 7月2日(日)

第59回CBC賞(G3・ハンデ)

中京競馬場 芝1200m 良

着順 馬名 タイム 位置取り 上がり3F
ジャスパークローネ 1.07.2 1-1(逃げ) 33.5
サンキューユウガ 1/2 3-3(先行) 33.2
スマートクラージュ 2 5-3(先行) 33.4

レースの上り:33.5


ラップ分析

1着タイム 後3F Lap1 Lap2 Lap3 Lap4 Lap5 Lap6
今走 1.07.2 33.5 11.9 10.7 11.1 10.8 11.0 11.7
過去平均 1.07.70 34.2 12.1 10.6 10.8 11.1 11.2 12.0
-0.7 -0.2 0.1 0.3 -0.3 -0.2 -0.3

(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去4走))

開幕週の馬場は急速に乾き、明らかに時計の速い前、内有利の馬場状態。

そんな中、前半はほぼ例年と同じようなラップ踏んで、後半も速い馬場を味方にラップは落ちず、上り3Fは33.5秒。

上位3頭は、残り600m地点で前にいて、直線内を通った馬で占めたが、1、2着は更に斤量が軽かった。

道中の位置取りと通ったコース、そして斤量が勝敗を分けたレースであって、ハンデ戦らしく、馬の力量とはあまり関係のないレースと言えそう。


回顧

1着は7番人気のジャスパークローネ。

7枠10番から果敢にハナへ。

4角も後続に2馬身の差をつけて直線に向くと、直線は坂の上りでも後続を寄せ付けず、残り200mを切ってようやく2着馬が迫ってきたが、これに半馬身の差をつけてゴール。

逃げればしぶとい馬だが、これまでは速い時計で良績がなかった。

今回は自己ベストを1.1秒も縮めての勝利だが、馬場とハンデに後押しされた感じは否めない。

 

2着は8番人気のサンキューユウガ。

4枠4番から道中は3番手の最内を追走。

4角も3番手の最内で直線に向くと、直線は坂を上り切ってからようやく勝ち馬を追い詰めるが、半馬身及ばずの2着。

道中内の経済コースから直線も内を通って先頭を追うも2着。

この馬も、道中の位置取りとハンデの恩恵をしっかりと受けた感じ。

 

3着は4番人気のスマートクラージュ。

道中は中団の前、5番手あたり。

4角も3~4番手で直線に向き、直線は馬群の内を突いて追い上げようとするものの、進路が開かず外へ。

外の進路が開いてからは良い脚で伸びてはくるが、0.4差の3着まで。

直線入口付近でもたついたのが痛かった。

スムーズならもう少しやれただろうが、57.5キロのハンデでは2着が精いっぱいか。

スマートクラージュの分析

 

1番人気のマッドクールは9着。

道中は先団3~4番手の外。

4角は3番手の外目で直線に向き、直線は馬群の外目から追い上げに入るが、坂の上りでまったく伸びてこなかった。

トップハンデの58.5キロが効いた感じだが、それにしても負け過ぎ。

休み明けで調子自体もいまいちだったのでは?

 

3番人気のヨシノイースターは10着。

スタート出遅れて道中は後方11番手。

4角も11番手の内で直線に向くが、直線では見せ場は作れず。

今回の馬場では後ろからでは絶望的。

スタートがすべて。