結果
第6回 ラジオNIKKEI杯京都2歳ステークス(G3)9頭立て
京都競馬場 芝2000m 良馬場
着順 | 馬名 | タイム | 着差 | 位置取り | 上がり3F |
① | マイラプソディ | 2.01.5 | 7-7-5-3(後方) | 35.9 | |
② | ミヤマザクラ | 2.01.8 | 2 | 3-4-3-2(先行) | 36.5 |
③ | ロールオブサンダー | 2.02.3 | 3 | 1-1-1-1(逃げ) | 37.2 |
レース上り:36.4
ラップ分析
1着タイム | 上り3F | Lap1 | Lap2 | Lap3 | Lap4 | Lap5 | Lap6 | Lap7 | Lap8 | Lap9 | Lap10 | |
今走 | 2.01.5 | 36.4 | 12.5 | 11.4 | 12.1 | 12.2 | 12.2 | 12.6 | 12.1 | 12.0 | 11.8 | 12.6 |
過去平均 | 2.01.7 | 34.4 | 12.6 | 11.5 | 12.4 | 12.7 | 12.8 | 13.1 | 12.3 | 11.6 | 11.3 | 11.6 |
(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去4走))
レースの序盤はそこそこ速く、中盤になると12.2秒のラップを2度刻むなど、かなり淀みのない展開になっている。
3角上りのLap6で少しだけ息が入るが、それでも過去の平均と比べれば速い。
3角下りのLap7では12.1秒。残り600mからはさすがに例年のような加速はできないものの、残り200mまでは12秒前後のスピードは持続している。
ラスト200mはさすがに12.6秒とラップは落ちるが、勝ったマイラプソディは残り100mで先頭に立ち、そんなに追うこともなく2馬身離してゴールしていることから、追っていればさらに時計は短縮できた可能性は高い。
レースの上りは36.4秒。勝ったマイラプソディの上りが35.9秒だから、スピードの持続力と底力が問われたレースと言えるが、マイラプソディの最後の様子を見るに、まだまだ底力までには至っていないだろう。
レース回顧
ラップ分析と重複になるが、マイラプソディの強さが際立ったレース。
序盤は後方にポジションを取るが、向う上面手前ではすでに加速を開始していた。
3角では5番手、4角では3番手にまでマクッて行って、このタフな流れを余裕の走りで2着に2馬身つけて圧勝した。
前走の「野路菊S」では終いの脚(33.4)も証明済みで、それに加えて今走では、持久力の確かさも示して見せた。
先週の「東スポ杯2歳S(G3)」で勝利したコントレイル同様、今後楽しみな一頭。
2着のミヤマサクラは正攻法の競馬。このタフな流れを先団につけて3着には3馬身つけるあたり、牝馬としては十二分の走り。
3着のロールオブサンダーはこのペースを引っ張った逃げ馬。3着に踏ん張ったには良しとしても、2着馬との3馬身差は少し物足りない。