レッドベルアームのキャリアはまだ2戦だけなので、近走のみを振り返る。
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レッドベルアームのここまでの走り
21/6/27 2歳新馬
阪神 芝1800m(外)良
着順:1着(1.47.9・-0.1差)
騎手:福永祐一(54キロ)
2枠2番から道中は3番手の内。
4角は4番手の内で直線に向くと、直線は坂の上りで前で粘る先頭、2番手を差し切ってゴール。
この時期の新馬戦としては、道中のラップはそこそこ流れた。
その分上りを要したが、自身の上り35.4秒で前の2頭を差し切っての勝利。
特に切れたわけではなく、どちらかと言えばSP持続力でもぎ取った勝利のように見えた。
21/11/20 東スポ杯2歳S(G2)
東京 芝1800m 良
着順:5着(1.47.2・1.0差)
騎手:福永祐一(55キロ)
スタート直後挟まれる不利があり、それからはややかかり気味で、序盤はジョッキーが手綱を抑える動き。
道中は中団5~6番手の追走。
4角は6番手の外で直線に向き、直線は馬群の外目から追い上げに入るが、なかなか思うようには伸びてこない。
なんとか5着に入ったが、上位3頭とは差が開いた。
まだちょっと走りが未熟な印象。
レッドベルアームの脚質
全体像はまだよくつかめていないが、キレ味というよりも持続力という印象。
前につけた方が競馬はしやすいか?
レッドベルアームの血統背景
父はハーツクライ(サンデー系/有馬記念、ドバイシーマクラシック、日本ダービー2着、宝塚記念2着)。
母の父はアンブライドルズソング(ミスプロ系ファピアノ)。
アンブライドルズソングは米国で走り、「フロリダダービー」などダートG1を2勝。主戦場はダートの中距離。
半兄にレッドベルオーブ(デイリー杯2歳S)、レッドベルジュール(デイリー杯2歳S)。
次走、シンザン記念(G3)に向けて
次走は1月9日(日)、中京競馬場 芝1600mで行われる「シンザン記念(G3)」。
千六重賞に実績のある兄2頭の影響も手伝って、人気すると思われるが、あちら2頭はどちらかと言えば早熟。こちらはハーツクライで、本格化はまだ先かもしれない。
いずれにしても、前走からどれだけ成長しているかだが、千六の距離も初めてということもあり、ちょっとここは厳しそう。
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