結果
2024年 9月7日(土)
第9回 紫苑S(G2)
中山競馬場 芝2000m 良
着順 | 馬名 | タイム | 位置取り | 上がり3F |
① | クリスマスパレード | 1.56.6 | 2-2-2-2(先行) | 33.9 |
② | ミアネーロ | クビ | 8-9-8-8(中団後ろ) | 33.0 |
③ | ボンドガール | 1 1/4 | 111-11-11-10(中団後ろ) | 33.0 |
レースの上り:34.0
ラップ分析
1着タイム | 後3F | Lap1 | Lap2 | Lap3 | Lap4 | Lap5 | Lap6 | Lap7 | Lap8 | Lap9 | Lap10 | |
今走 | 1.56.6 | 34.0 | 12.0 | 10.9 | 11.8 | 12.0 | 12.1 | 11.9 | 11.9 | 11.6 | 11.4 | 11.0 |
過去平均 | 1.58.84 | 34.5 | 12.2 | 11.2 | 12.2 | 12.2 | 12.7 | 12.0 | 11.8 | 11.5 | 11.3 | 11.6 |
差 | -0.5 | -0.2 | -0.3 | -0.4 | -0.2 | -0.6 | -0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | -0.6 |
(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去5走))
開催初日、野芝100%の中山の芝コンディションは、おそらく超高速馬場。
勝ち馬のクリスマスパレードの走破タイムは、今年の春「皐月賞」で更新された中山芝2000mのコースレコードをさらに0.5秒上回る1.56.6。
前後半のペースバランスだけを見れば、-1.0秒でスローペースということにはなるが、今回だけは、ちょっとそれだけでは計れない。
一つ前の10R、3歳以上2勝クラスの芝1200m戦も、レコードタイムに0.1秒迫る1.06.8で、5番人気の4歳牝馬が、自己ベストを2.0秒更新して勝利している。
当日の中山芝コースでは6鞍のレースが行われたが、全馬券圏内18頭の内、差してきたのは4頭のみで、あとの14頭は逃げ、もしくは先行馬。
前が止まらない前有利の馬場コンディションだったことは間違いなさそうだが、レコードで勝ち切った勝ち馬を評価すべきか?
それとも、そんな馬場で中団からクビ差まで迫ってきた2着馬を評価すべきか?
ちょっと難解なトライアルレースとなった。
回顧
1着は5番人気のクリスマスパレード。
道中は先団3番手から、4角も2番手で直線。
直線では早々に逃げるイゾラフェリーチェを交わして先頭に立つと、ゴール前はミアネーロの追撃を振り切ってゴール。
これだけのスピードで押し切るのだから、一定の力はあるのだろうが、本番で有力馬を脅かすのかと言えば、それにはちょっと懐疑的。
2着は3番人気のミアネーロ。
1枠1番から、道中は中団の後ろ、8番手の最内。
4角も8番手の内で直線に向き、直線は馬群の外目に進路を取って追い上げに入り、良い脚で伸びて、ゴール前では勝ち馬に迫るが、クビ差の2着。
個人的には勝ち馬よりも、この末脚を評価したいが、どうか?
3着は1番人気のボンドガール。
道中は中団の後ろ後方寄りの11番手。終始2着馬の直後を追走。
4角は10番手の最内で直線に向き、直線は少し進路を探したあと、2着馬の後ろから追い上げを計るが、0.2秒差の3着。
3~4角での反応が少し鈍かったように感じた。
2着馬との着差はそのあたりだろう。