結果

2024年 9月1日(日)

第60回 新潟記念(G3・ハンデ)

新潟競馬場 芝2000m(外)良

着順 馬名 タイム 位置取り 上がり3F
シンリョクカ 1.58.0 2-2(先行) 34.4
セレシオン ハナ 9-10(後方) 32.8
キングズパレス 1/2 7-7(中団) 33.4

レースの上り:35.0


ラップ分析

1着タイム 後3F Lap1 Lap2 Lap3 Lap4 Lap5 Lap6 Lap7 Lap8 Lap9 Lap10
今走 1.58.0 35.0 12.6 11.3 11.5 11.7 11.8 12.0 12.1 11.8 11.3 11.9
過去平均 1.58.74 34.0 12.9 11.1 11.9 12.0 12.4 12.5 11.9 11.2 11.0 11.8
1.0 -0.3 0.2 -0.4 -0.3 -0.6 -0.5 0.2 0.6 0.3 0.1

(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去5走))

見かけ上は前半、中盤と速いラップを刻んではいるが、これは逃げたアリスヴェリテの刻んだラップ。

2番手につけていた勝ち馬のシンリョクカは、前半こそ逃げ馬については行ったが、3角手前から4角にかけては、逃げ馬に行かせて、自分は3~4馬身後方の2番手というポジション。

こうなると、逃げ馬を除いて考えると、2番手以降は中だるみのスロー。

2番手につけていたシンリョクカは、十分にスタミナを温存して直線に向くことができた。

道中2番手、3番手の馬が、スローの流れからの前残りを狙う中、そうはさせじとキングズパレス、セレシオンが末脚にものを言わせて追い込んできたが、シンリョクカがハナ差しのいでゴールした。

不向きな展開の中、勝ち馬をハナ差まで追いつめたセレシオンの末脚は評価できそう。

一方で、1番人気で3着に終わったキングスパレスは、切れ味と言う点においては、少し物足りない馬なのだろう。


回顧

1着は8番人気のシンリョクカ。

道中は2番手追走。

3角手前あたりからは、逃げるアリスヴェリテを3、4馬身先に行かせて、自らは離れた2番手で追走。

4角もおよそ3馬身離れた2番手で直線に向くと、直線は残り400mを切ったあたりで逃げるアリスヴェリテを捉えて先頭に立ち、ゴール前はセレシオンの強襲に遭うが、ハナ差しのいでゴール。

自身としてはスローの2番手と言う感じの追走なので、直線に向いてからもまだ余力はあった。

逃げたアリスヴェリテを深追いしなかったのがよかった。

 

2着は3番人気のセレシオン。

スタートで出遅れて、向正面では最後方。

3、4角で多少順位を上げるが、それでも4角は後方10番手で直線。

直線は馬群の内目から追い上げに入り、残り400mを切ったあたりからその末脚は強烈に伸びてきて、ゴール前あとわずかのところまで勝ち馬を追い詰めるが、ハナ差届かずの2着。

スタートが下手な馬なので、展開に注文がつくが、今日は不利な展開の中、ハナ差の2着ならよく走った方だろう。

強烈な末脚はしっかりと示した。

セレシオンの見立て

 

3着は1番人気のキングズパレス。

道中は中団のやや後ろ、7番手あたりを追走。

4角も7番手で直線に向き、直線は馬群の外目に持ち出して追い上げを計り、ジワジワと伸びて、残り200mあたりで先頭を射程圏に捉えるが、そこからの伸びがイマイチ。

終いの脚はそこそこ伸びるがキレがない。

戦績は安定しているが、勝ち味に遅いのはそのためか?

キングズパレスの見立て

 

2番人気のレッドラディエンスは5着。

道中は後方9番手あたりを追走。

4角も後方8番手で直線に向き、直線は馬群の大外に進路を取って追い上げに入るが、イマイチ伸びきれずに5着まで。

トップハンデの58.5キロはさすがに重かったか?

切れ味勝負でどこまでやれるか見たかったが、このハンデでは参考にはできない。

レッドラディエンスの分析