結果

2024年 6月9日(日)

第31回 函館スプリントS(G3)

函館競馬場 芝1200m 良

着順 馬名 タイム 位置取り 上がり3F
サトノレーヴ 1.08.4 3-3(先行) 34.6
ウイングレイテスト 1  1/4 3-3(先行) 34.8
ビッグシーザー クビ 6-6(中団前) 34.7

レースの上り:35.0


ラップ分析

1着タイム 後3F Lap1 Lap2 Lap3 Lap4 Lap5 Lap6
今走 1.08.4 35.0 11.9 10.4 11.1 11.7 11.6 11.7
過去平均 1.07.46 34.6 11.8 10.3 10.8 11.2 11.3 12.0
0.4 0.1 0.1 0.3 0.5 0.3 -0.3

(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去5走))

道中のペースも上り時計もかなり遅め。

昼頃から降り出した雨は、小雨ではあるが11R中も降り続いていた。

馬場は良馬場だったが、稍重くらいに渋っていたのかもしれない。

馬場は渋っても、開幕週だけに状態は悪くはないので、前の馬が止まるということはなく、緩い流れを、道中前々で進めた馬のワンツー。

渋った洋芝だけに、多少のパワーは必要だったかも。

前にいて粘れなかった馬や、差し脚が鈍った馬は、ちょっとパワー不足なのかもしれない。


回顧

1着は2番人気のサトノレーヴ。

道中は中団の前、3~4番手の最内。

4角も3~4番手の最内で直線に向き、直線も馬場の内目から追い上げに入り、残り100mあたりで抜け出すと、あとは追いすがるウイングレイテストを1馬身1/4差離してゴール。

枠番と道中の位置取りが良かったのと、展開も向いた感はあるが、斤量差2キロの2着馬に0.2差というところが微妙。

2着馬は外目の枠から先団に取り付いて、道中も外目を回っている。

安定感はあるが、さらに上のクラスではどうか?

次走で見極めがつくだろう。

 

2着は5番人気のウイングレイテスト。

外目の10番枠から先団に取り付いて、道中は3~4番手の外。

4角も3~4番手で直線に向き、直線は残り100mあたりで先頭に立ちかけたが、勝ち馬に内をすくわれての2着。

初めての1200mで、しかも59キロの斤量を背負って、大健闘といえるだろう。

道中のペースが緩くなったのも、この馬にはよかった。

ウイングレイテストの分析

 

3着は3番人気のビッグシーザー。

外目の13番枠から、道中は中団の前6番手、1、2着馬直後あたりを追走。

4角も6番手の中で直線に向き、直線は2着馬の直後から追い上げに入るが、2着馬にクビ差の3着まで。

前が止まらなかったと言えばそれまでだが、斤量59キロの2着馬も捉えきれなかったのはいかがなものか?

重賞クラスでは、やはりまだもうワンパンチ足りない印象。

ビッグシーザーの分析

 

1番人気のアサカラキングは9着。

スタートでやや出遅れて、二の脚でハナを狙うも、カイザーメランジェが主張したため2番手での追走となる。

4角も2番手で直線に向き、残り100mあたりまでは先頭集団で粘っていたが、そこからズルズルと失速して行った。

最後の失速はスタートで脚を使った分か?

それとも行ききれないと脆い馬なのか?