結果
2024年 11月10日(日)
第60回 福島記念(G3 ハンデ)
福島競馬場 芝2000m 良
着順 | 馬名 | タイム | 位置取り | 上がり3F |
① | アラタ | 2.00.7 | 15-15-14-10(後方) | 36.3 |
② | フェアエールング | 1 | 12-11-13-10(中団後ろ) | 36.8 |
③ | ダンディズム | 1/2 | 13-13-6-3(マクリ) | 37.2 |
レースの上り:37.2
ラップ分析
1着タイム | 後3F | Lap1 | Lap2 | Lap3 | Lap4 | Lap5 | Lap6 | Lap7 | Lap8 | Lap9 | Lap10 | |
今走 | 2.00.7 | 37.2 | 12.5 | 11.2 | 11.1 | 12.3 | 12.4 | 12.0 | 12.0 | 12.2 | 12.4 | 12.6 |
過去平均 | 1.59.88 | 36.6 | 12.2 | 11.1 | 11.3 | 12.2 | 12.2 | 12.1 | 12.1 | 12.2 | 12.0 | 12.5 |
差 | 0.6 | 0.3 | 0.1 | -0.2 | 0.1 | 0.2 | -0.1 | -0.1 | 0.0 | 0.4 | 0.1 |
(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去5走))
全体的に過去の良馬場平均とさほど変わらないペースだが、残り1000mを切ったあたりから12秒フラットが2ハロン続いて、そこから上りの3Fとなったので、前にいる組には少しタフなレース展開とも言える。
しかしレース前半はそう速いとは言えないペースなので、上りの3Fで37.2秒を要したのは、昨週の雨で荒れた馬場が前に行った馬の脚にも負担となったのだろう。
レースとしては、前に行った組が後半にバテた上りのかかる消耗戦。
底力の有無はさることながら、荒れた馬場を走り抜くパワーの有無も上位浮上には重要だった感じ。
勝ったアラタは後方から、まんまと展開を利しての1着。
2着のフェアエールングも後ろからの展開の利、そしてハンデの52キロが消耗戦で効いた。
回顧
1着は7番人気のアラタ。
スタートいまいちで、道中は後方15番手手の最内。
3角は最後方から外を回して進出を開始して、4角は10番手の大外で直線。
直線は馬群の外目から追い上げに入って、ゴール前で先団をまとめて交わしてゴール。
この馬の最も得意とする展開。
逆を言うと、こんな極端な展開でしか浮上しない馬。
⇒アラタの分析
2着は6番人気のフェアエールング。
道中は中団の後ろ後方寄りの12番手あたりの最内。
勝負どころでは外へは回さず、最内のまま10番手の最内で直線。
直線は馬場の内目から追い上げに入り、しぶとく伸びて2着を確保。
道中最内の経済コースから3~4角も最内。
最後の伸びはハンデの52キロが効いたのだろう。
道悪もうまそう。
3着は3番人気のダンディズム。
スタートいまいちで、レース前半は後方13番手の外目。
しかし向正面から外目を捲って行って、3角は6番手、4角は3番手の外で直線。
直線は馬場の3分どころから追い上げに入り、粘りに粘って3着を確保。
この馬も上りがかかってくれば黙ってはいない口。
荒れ馬場も得意。
1番人気のドクタードリトルは7着。
道中は中団9番手の馬群の中。
3~4角の勝負どころでは馬群に包まれてちょっと身動きが取れなかった感じ。
4角は10番手で直線に向いて、馬群の外目から追い上げに入るが、伸びずバテず。
勝負どころのポジションが悪かったこともあるが、こういう馬場もどうだろう?
2番人気のフライライクバードは10着。
道中は中団の前、6番手あたりを追走。
4角は8番手の外で直線に向くが、直線では伸びず。
右回りがいまいちの馬。
こういう馬場も苦手そう。