結果
2024年 1月21日(日)
第65回 アメリカジョッキーCC(G2)
中山競馬場 芝2200m(内)不良
着順 | 馬名 | タイム | 位置取り | 上がり3F |
① | チャックネイト | 2.16.6 | 2-3-3-3(先行) | 37.6 |
② | ボッケリーニ | ハナ | 4-4-4-4(中団前) | 37.3 |
③ | クロミナンス | 1 1/4 | 4-4-4-4(中団前) | 37.5 |
レースの上り:37.8
ラップ分析
1着タイム | 後3F | Lap1 | Lap2 | Lap3 | Lap4 | Lap5 | Lap6 | Lap7 | Lap8 | Lap9 | Lap10 | Lap11 | |
今走 | 2.16.6 | 37.8 | 12.8 | 11.7 | 12.6 | 12.5 | 12.6 | 12.3 | 12.2 | 12.1 | 12.2 | 12.5 | 13.1 |
過去平均 | 2.13.02 | 35.6 | 12.5 | 11.3 | 12.5 | 12.4 | 12.4 | 12.2 | 12.2 | 11.9 | 11.9 | 11.6 | 12.1 |
差 | 2.2 | 0.3 | 0.4 | 0.1 | 0.1 | 0.2 | 0.1 | 0.0 | 0.2 | 0.3 | 0.9 | 1.0 |
(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去5走))
不良馬場ながら、Lap3の区間から残り600mあたりまでは良馬場平均から遅れること0.1~0.2秒。
これはある意味ハイペース。
その分上りは37.8秒を要する完全な消耗戦。
しかし上位3頭はいずれも道中3~4番手の馬。
おそらく、レース自体がかなりタフな消耗戦になったため、前の馬も後ろの馬も最後はみんな同じ脚色になってしまって、物理的に前の馬が有利になった感じ。
このレースで上り37秒台を出している馬は、道悪適性に加えて、かなりのスタミナとパワーを持っていることは確かだが、その中でも道中前にいた馬、加えて、道中直線と外目の馬場を通れた馬が有利だったということは否めない。
回顧
1着は3番人気のチャックネイト。
外枠11番から道中は3番手追走。
4角は3番手の外で直線に向き、直線は馬群の外目をボッケリーニと一緒に伸びてきて、坂の上りではボッケリーニに交わされたと思ったが、ゴール前再び伸びてハナ差の1着。
この流れで最後に差し返すのだから、この馬の底力、勝負根性はかなりのもの。
2着は2番人気のボッケリーニ。
道中は中団の前、4番手の外を追走。
4角は4番手の大外で直線に向き、直線はチャックネイトと一緒に伸びてきて、坂の上りでは抜け出したかに思えたが、ゴール前で差し返されてハナ差の2着。
ここは最後に差し返した勝ち馬を褒めるしかない。
3着は5番人気のクロミナンス。
道中は中団の前、4番手の最内を追走。
4角も4番手で直線に向いて、直線は馬場の3~4分どころ、マイネルウィルトスの直後から追い上げを計り、坂の上りまでは先頭集団横一線で粘ってはいたが、ゴール前で少し甘くなっての3着。
道中は最内の経済コースを通ったが、内ほど馬場も悪く、有利とまでは行かなかった感じ。
それでも3着確保は素晴らし。
こういう馬場、展開に適性があるのだろう。
1番人気のマイネルウィルトスは5着。
1枠1番から逃げての手。
4角も先頭で直線に向いて、直線も坂の途中までは先頭で粘ってはいたが、ラスト100mで力尽きた。
いくら前が有利と言っても、先頭で引っ張った馬はキツかっただろう。
それでも5着に粘り込んでくるあたり、やはり力はある。