結果

2023年 7月30日(日)

第71回 クイーンS(G3)

札幌競馬場 芝1800m 良

着順 馬名 タイム 位置取り 上がり3F
ドゥーラ 1.46.7 7-9-9-2(中団) 34.5
ウインピクシス 1 2-2-2-2(先行) 35.1
コスタボニータ ハナ 6-5-6-6(中団) 34.9

レースの上り:35.1


ラップ分析

1着タイム 後3F Lap1 Lap2 Lap3 Lap4 Lap5 Lap6 Lap7 Lap8 Lap9
今走 1.46.7 35.1 12.5 11.5 12.2 12.1 11.6 11.7 11.7 11.7 11.7
過去平均 1.46.52 35.2 12.3 11.5 11.9 11.9 12.0 11.9 11.8 11.5 11.9
-0.1 0.2 0.0 0.3 0.2 -0.4 -0.2 -0.1 0.2 -0.2

(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去5走))

序盤から前半で緩く入った分、後半は残り1000mから加速が始まる。

そこから11.6~11.7秒のラップを最後まで持続。

序盤が緩く入った分、道中の馬群は縦長にはならずに一団で推移。

このため、極端な瞬発力勝負にはならず、そこそこの脚を長く使えた馬が好走できたSP持続型の一戦。

しかし、前半がやはり緩すぎるので、レベルとしてはあまり高くはないと思う。


回顧

1着は1番人気のドゥーラ。

道中は中団の後ろ9番手の外を追走。

3~4角の中間、残り600mを切って外を回って進出を開始して、4角は2番手の外で直線。

直線は馬場の3分どころから追い上げてきて、残り200mを過ぎて先頭に立つと、あとはそのまま押し切ってゴール。

終いの脚はある馬なので、馬群が一団になったことと、51キロの斤量も大きく味方して軽快に突き抜けた。

 

2着は9番人気のウインピクシス。

道中は先団2番手を追走。

4角も2番手の内目で直線に向くと、直線は残り200mを切って、外のドゥーラとの追い比べになったが、ゴール前で甘くなっての2着。

ここを2着に粘り切ったのは収穫ではないか。

牝馬のこのクラスなら十分に渡り合える力はついたか。

 

3着は3番人気のコスタボニータ。

道中は中団5~6番手の内目。

4角も6番手の内目で直線に向くと、直線は馬群のど真ん中の開いたスペースから追い上げてはくるが、2着馬にハナ差の3着。

内枠で包まれて、勝負どころでの追い出しが少し遅れた分のハナ差だろう。

 

2番人気のルビーカサブランカは4着。

道中は中団7番手あたりを追走。

3~4角の勝負どころでは、先に動いた勝ち馬を追うかたちで進出を開始し、4角は10番手の大外で直線。

直線は馬群の外目から追い上げてはくるが、3着馬にはクビ差の4着。

勝ち馬には斤量の差、2、3着馬には4角の位置取りの差。

力負けではない。

ルビーカサブランカの分析