2023年11月5日【アルゼンチン共和国杯】終了時点までのデータや実際の走りをもとに、ゼッフィーロの好走パターンを分析。
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ゼッフィーロの距離適性
ゼッフィーロはこれまでに芝1600m~芝2500mまでの距離のレースに使われてきた。
各距離の着度数は次の通り;
- 芝1600m(1-0-0-0)
- 芝1800m(0-1-0-0)
- 芝2000m(2-2-0-0)
- 芝2200m(0-0-1-0)
- 芝2400m(1-0-1-0)
- 芝2500m(1-0-0-1)
中距離から2500mまで。
良いのは長めの距離か?
ゼッフィーロの脚質
3歳時は先行して押し切る競馬で好走していたが、古馬になってからはスタートがイマイチで、控えて終いを生かす競馬がメインになった。
しかしその末脚はどんな流れでも確実に繰り出すことができ、しかも強烈。
今後は、スタートさえもう少し修正できれば、その末脚がさらに生きてきそう。
ゼッフィーロのコース適正
ゼッフィーロの競馬場ごとの着度数は次の通り;
- 札幌(未)
- 函館(未)
- 福島(未)
- 新潟(未)
- 東京(1-0-2-1)
- 中山(0-1-1-0)
- 中京(2-1-0-0)
- 京都(未)
- 阪神(1-1-0-0)
- 小倉(1-0-0-0)
ゼッフィーロの持ち時計(ベストタイム)
ゼッフィーロの持ち時計は次の通り;
- 芝1600m:1.36.8 1着(中京)
- 芝1800m:1.49.7 2着(中山)
- 芝2000m:1.58.7 1着(小倉)
- 芝2200m:2.12.2 3着(中山)
- 芝2400m:2.27.8 3着(東京)
- 芝2500m:2.29.9 1着(東京)
スタートさえ五分なら、そこそこ速い時計にも対応できそうだが、どうか?
ゼッフィーロの重馬場適正
ゼッフィーロの稍重も含めた道悪競馬での実績は;
- 稍重(1-0-1-0)
- 重(1-0-0-0)
- 不良(未)
道悪自体は苦にしない。
ゼッフィーロの鉄砲実績(休み明け)
ゼッフィーロの10週(中9週)以上の休み明けでの成績は;
- 10週以上(0-1-1-0)
叩いてからは;
- 2戦目(1-1-0-0)
- 3戦目(1-0-0-0)
- 4戦目(0-0-1-0)
- 5戦目~(0-0-0-1)
ゼッフィーロのローテーション適正
- 連闘(未)
- 中1~2週(0-0-0-1)
- 中3~5週(3-1-2-0)
- 中6~8週(1-1-0-0)
ゼッフィーロの枠順適正
ゼッフィーロの馬番別着度数は;
- 1~4番(1-1-0-1)
- 5~9番(3-0-2-0)
- 10~14番(0-2-1-0)
- 15~18番(1-0-0-0)
ゼッフィーロの斤量別着度数
- 54キロ(2-0-0-0)
- 56キロ(1-1-1-1)
- 57キロ(2-2-2-0)
ゼッフィーロの季節別着度数
- 12~2月(冬):(1-2-0-0)
- 3~5月(春):(1-1-2-1)
- 6~8月(夏):(2-0-0-0)
- 9~11月(秋):(1-0-1-0)
ゼッフィーロの好走体重
3着以内の体重は;
- 464~476キロ
ゼッフィーロの血統背景
父はディープインパクト(サンデー系/牡馬三冠、春天、宝塚記念、ジャパンカップ、有馬記念)。
母の父はデインヒルダンサー(ND系ダンチヒ)。
デインヒルダンサーは欧州で走り、2歳時に芝のG1を2勝。距離は芝の6~7F(約1200~1400m)。
母方5代前のPasadoble(パサドブル)から Miesque(ミエスク)のラインは欧州の名門牝系。
キングカメハメハの父であるキングマンボの母がミエスク。
日本でもリアルスティール(ドバイターフ、共同通信杯、毎日王冠)、ラヴズオンリーユー(オークス、京都記念、BCF&Mターフ)がこのファミリー。
ゼッフィーロの近走
23/9/24 オールカマー(G2)
中山 芝2200m(外)良
着順:3着(2.12.2・0.2差)
騎手:戸崎圭太(57キロ)
道中は中団のやや後ろ、7番手の内を追走。
4角は9番手の中で直線に向き、直線は馬群の中を割って追いこんでくるが、0.2差の3着。
後ろからなので、展開が向いた面もあるとは思うが、いずれにしても終いの脚はそこそこ確実と見てよさそう。
23/11/5 アルゼンチン共和国杯(G2・ハンデ)
東京 芝2500m 良
着順:1着(2.29.9・-0.2差)
騎手:モレイラ(57キロ)
道中は中団馬群の後ろ、12番手あたりの最内を追走。
4角は後方15番手の最内で直線に向いて、直線は馬場の内目から進路を探して追い出しが遅れたものの、坂の上りで少し進路が開くと、すぐさまそこを捌いて進出、坂の頂上では一気に先頭を射程圏に捉え、残り200mを切って突き抜けた。
タフな流れでもキレのある末脚を披露。
馬群の中から進路が開くとスッと反応する操縦性の高さも示した。
⇒2023年 アルゼンチン共和国杯(G2)のラップ分析&回顧