ステイブルアスクの芝でのキャリアはまだ4戦だけなので、前走のみを振り返る。
ステイブルアスクの前走
22/5/21 シドニーT(4歳上3勝クラス)
中京 芝2000m 良
着順:5着(2.01.4・0.8差)
騎手:古川奈穂(55キロ)
道中は後ろから2頭目、後方9番手を追走。
3~4角でのペースアップに対応できず、4角は馬群からかなり離れた最後方10番手の外で直線。
直線は馬群の大外めがけて追い上げに入り、絶望的と思えた中団馬群との差をグングンと縮めて行き、最後は4着馬にハナ差の5着まで食い込んで見せた。
自身の上りはメンバー最速の33.3秒。
前半1000mの通過タイムが63.2秒で、道中のペース自体が緩かった上に、最後方近くで脚を温存していたのだから、これくらいの脚は出せて当然かもしれないが、まあ、使える脚があることだけは分かった。
ステイブルアスクの脚質
ここまでのレースでは、芝、ダートを問わず、終いの脚だけは確実に繰り出してきている。
しかし現状では、レースの上り時計が36秒以上かからないと、その末脚は生きてこない。
ステイブルアスクの血統背景
父はオルフェーヴル(サンデー系/牡馬三冠、有馬記念2勝、宝塚記念、凱旋門賞2着2回、ジャパンカップ2着)。
母の父はタイキシャトル(ヘイロー系/マイルCS連覇、スプリンターズS、安田記念、ジャック・ル・マロワ賞)。
次走、マーメイドS(G3・ハンデ)に向けて
次走は6月19日(日)、阪神競馬場 芝2000m(内)で行われる「マーメイドS(G3・ハンデ)」。
ハンデは51キロ。
格上挑戦になるが、終いの脚は持っている。
51キロのハンデなら、展開に関わらず、飛んできても不思議はない。
⇒その他、マーメイドS(G3)の出走馬を分析