2023年6月11日【エプソムC】終了時点までのデータや実際の走りをもとに、エアロロノアの好走パターンを分析。
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エアロロノアの距離適性
エアロロノアはこれまでに芝1600m~芝2000mまでの距離のレースに使われてきた。
各距離の着度数は次の通り;
- 芝1600m(4-2-0-10)
- 芝1800m(2-1-2-2)
- 芝2000m(0-0-1-0)
ベストは1600m。1800mも守備範囲。
2000mは少し長そう。
エアロロノアの脚質
中団あたりに控えて終いを生かす競馬。
ただし、終いの脚の切れ味は重賞クラスではイマイチで、善戦はするが、惜しい5、6着がホントに多い。
時計がそこそこかかるか、もしくはレースの上りが35秒を超えてくると、位置取り次第では浮上のチャンスはある。
エアロロノアのコース適正
エアロロノアの競馬場ごとの着度数は次の通り;
- 札幌(未)
- 函館(未)
- 福島(未)
- 新潟(0-0-1-0)
- 東京(0-0-0-4)
- 中山(未)
- 中京(1-1-0-2)
- 京都(1-0-2-2)
- 阪神(4-1-1-4)
- 小倉(未)
東京は4連敗も、善戦はしている。
エアロロノアの持ち時計(ベストタイム)
エアロロノアの持ち時計は次の通り;
- 芝1600m:1.31.6 5着(阪神)
- 芝1800m:1.45.7 1着(阪神)
- 芝2000m:2.04.1 3着(京都)
速い時計への対応は難しそう。
エアロロノアの重馬場適正
エアロロノアの稍重も含めた道悪競馬での実績は;
- 稍重(1-0-1-1)
- 重(未)
- 不良(未)
稍重程度なら大丈夫そう。
エアロロノアの鉄砲実績(休み明け)
エアロロノアの10週(中9週)以上の休み明けでの成績は;
- 10週以上(2-0-1-3)
叩いてからは;
- 2戦目(0-1-0-5)
- 3戦目(2-1-0-1)
- 4戦目(1-0-0-2)
- 5戦目~(1-0-0-1)
エアロロノアのローテーション適正
- 連闘(未)
- 中1~2週(0-1-1-1)
- 中3~5週(3-1-1-7)
- 中6~8週(1-0-0-1)
エアロロノアの枠順適正
エアロロノアの枠番別着度数は;
- 1~4番(2-0-2-2)
- 5~9番(0-1-1-2)
- 10~14番(4-1-0-8)
- 15~18番(0-0-1-0)
エアロロノアの季節別着度数
- 12~2月(冬):(3-1-3-2)
- 3~5月(春):(3-0-0-4)
- 6~8月(夏):(0-0-0-2)
- 9~11月(秋):(0-1-1-4)
エアロロノアの斤量別着度数
- 55キロ(0-1-2-0)
- 56キロ(4-0-2-7)
- 57キロ(2-0-0-4)
- 58キロ(0-1-0-1)
エアロロノアの好走体重
3着以内の体重は;
- 488~506キロ
エアロロノアの血統背景
父はキングカメハメハ(ミスプロ系キングマンボ/NHKマイルC,日本ダービー 他)。
母の父はロックオブジブラルタル(ND系デインヒル)。
ロックオブジブラルタルは欧州で走り、「英2000ギニー」「愛2000ギニー」などG1を7連勝。主戦場は芝の短距離~マイル。
牝系は大種牡馬ブライアンズタイムをも排出している名門。
母の母がエアメサイア(秋華賞、オークス2着 他)、そのまた母がエアデジャヴー(クイーンS、オークス2着)。
近親にエアシャカール(皐月賞、菊花賞、日本ダービー2着)。エアスピネル(京都金杯、富士S 他)ほか。
エアロロノアの前走
23/1/5 京都金杯(G3・ハンデ)
中京 芝1600m 良
着順:2着(1.32.8・0.1差)
騎手:福永祐一(58キロ)
道中は中団8番手の最内を追走。
4角は好位の5番手の最内で直線に向き、直線は馬場の3分どころに持ち出して追い上げを計るが、内から抜け出した勝ち馬に半馬身届かずの2着。
最内から少し外へ持ち出した分のロスが勝敗を分けたのかも。
いずれにしてもレースの上り35秒台の持続力勝負ならそこそこ走る。
23/2/5 東京新聞杯(G3)
東京 芝1600m 良
着順:5着(1.32.0・0.2差)
騎手:武豊(57キロ)
道中は中団の後ろ、12番手の外を追走。
4角は10番手の外で直線に向き、直線は馬群の大外から追い上げに入るが、0.2差の5着まで。
時計、上りともに、この馬には気持ち速かった分の0.2差。
23/4/23 マイラーズC(G2)
京都 芝1600m(外)良
着順:8着(1.32.0・0.5差)
騎手:武豊(57キロ)
外枠14番から、道中は中団のやや後ろ、8番手の外を追走。
4角は中団7番手の外で直線に向き、直線は馬群の外目から追い上げを計るが、伸びずバテずの8着。
この馬には時計も上りも速すぎた。
⇒2023年 読売マイラーズカップ(G2)のラップ分析&回顧
23/6/11 エプソムC(G3)
東京 芝1800m 稍重
着順:5着(1.45.8・0.3差)
騎手:田辺裕信(57キロ)
道中は最後方を追走。
4角は15番手の大外を回して直線に向き、直線も馬群の大外からジリジリと伸びてはくるが、0.3差の5着まで。
この馬向きの展開にはなったが、スタートで行き脚がつかなかったのが痛い。
4角あの位置からでは届く脚は持っていない。