ティーガーデンのキャリアはまだ4戦だけなので、近走のみを振り返る。

ティーガーデンの近走

21/12/18 ひいらぎ賞(2歳1勝クラス)

中山 芝1600m 稍重

着順:1着(1.35.1・クビ差)

騎手:横山武史(55キロ)

スタート少し出遅れるが、二の脚で先団に追いついた。

道中は中団の前、4~5番手を追走。

4角も4番手で直線に向くと、直線は前を行く2頭を坂の上りで射程圏に捉えると、ゴール前でクビ差交わしてゴール。

前半流れた分、後半に時計を要する展開。

稍重を考慮に入れても、特に目立ったところのない、平均的な勝ち上がり。

22/3/19 ファルコンS(G3)

中京 芝1400m 稍重

着順:8着(1.21.8・0.9差)

騎手:横山武史(56キロ)

外枠16番から道中は後方13番手の外。

4角は16番手の外で直線に向くが、直線入口では挟まれる不利で、直線はほぼ最後方からの追い上げを余儀なくされる。

直線は馬群の大外から追い上げてはくるが、最後方からではどうにもならない。

外枠から道中外々を回る距離ロスもあり、今回の敗戦は仕方がないが、先行できないときの脆さは課題としてある。


ティーガーデンの脚質

先行押し切り、好位抜け出しあたりが好走パターンか。

ただ、先行できないと脆そう。

ここまでは、大きくはないが若干の出遅れは数回ある。

上のクラスでテンのスピードが上がったときに、それでも先行できるか否か?


ティーガーデンの血統背景

父はドゥラメンテ(ミスプロ系キングマンボ/皐月賞、日本ダービー、ドバイシーマクラシック2着、宝塚記念2着)。

母の父はシンボリクリスエス(ロベルト系/秋天連覇、有馬記念連覇、日本ダービー2着)。

半姉にソングライン(富士S、NHKマイルC 2着).

母方の8代前、ラヴァント(Lavant)を祖とする牝系は、各国に重賞ウイナーを輩出する名門牝系。

一族にはロジユニヴァース(日本ダービー)、メジャーエンブレム(阪神JF、NHKマイルC)、ディアドラ(秋華賞、ナッソーステークス)など。

次走、ニュージーランドT(G2)に向けて

次走は4月9日(土)、中山競馬場 芝1600mで行われる「ニュージーランドT(G2)」。

先行できれば、そこそこ戦えるだけの力はありそう。