テンバガーのキャリアはまだ3戦だけなので、近走のみを振り返る。
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テンバガーのここまでの走り
20/6/28 2歳新馬
阪神 芝1800m 稍重
着順:3着(1.49.1・0.8差)
騎手:ルメール(54キロ)
道中は先団4~5番手。
4角は4番手で直線に向くが、ダノンザキッドにあっさり交わされると、あとは離される一方。
3着に粘ってはいるが、キレる脚はなさそう。
20/8/30 2歳未勝利
小倉 芝2000m 良
着順:1着(2.02.8・-0.1差)
騎手:川田将雅(54キロ)
道中は2番手追走。
3角手前で先頭に並びかけると、4角では早くも先頭に立って直線。
直線は馬群の外目に進路を取って、トーセンインパルスの追撃を凌いでゴール。
中盤までは緩い流れだったが、後半1000mはそこそこ流れた。
テンバガー自身も長く良い脚。
21/1/17 京成杯(G3)
中山 芝2000m 良
着順:3着(2.03.7・0.6差)
騎手:戸崎圭太(56キロ)
道中は中団の前。
3~4角では馬群の外目から進出を開始して、4角は5番手の外で直線に向いた。
直線ではヴァイスメテオールが前でフラフラしていたために一旦加速を妨げられたが、そこから再加速しての3着。
終始外目を回っていた距離ロスもあるが、前走同様に後半流れた展開で長く良い脚を使った。
テンバガーの脚質
そこそこ前の位置が取れるスピードは持っている。
キレよりもスピードの持続力で勝負するタイプだろう。
締まった流れて、上りがそこそこかかってくれば持ち味が出せそう。
テンバガーの血統背景
父はモーリス(ロベルト系)。
母のトップセラーは中央競馬で3勝クラスまで勝ち上がったが、オープンまでには届かず。主戦場は芝のマイル~中距離。
母の父はスペシャルウィーク(サンデー系)。
近親に2008年の「天皇賞(春)」を勝ったアドマイヤジュピタ。
テンバガーの次走
次走は3月7日(日)、中山競馬場 芝2000mで行われる「弥生賞(G2)」。
良馬場なら期待薄だが、馬場が渋るなら、上位食い込みのチャンスはある。