2024年3月2日【オーシャンS】終了時点までのデータや実際の走りをもとに、ダディーズビビッドの好走パターンを分析。

ダディーズビビッドの距離適性

ダディーズビビッドはこれまでに芝1200m~芝1600mまでの距離のレースに使われてきた。

各距離の着度数は次の通り;

  • 芝1200m(0-2-0-6)
  • 芝1400m(2-2-3-2)
  • 芝1600m(2-1-0-3)
  • 芝1800m(0-0-0-1)

折り合いに課題のある馬なので、距離は短い方がよさそう。

ベストは1400m、1200mはちょっと忙しそう。

ダディーズビビッドの脚質

先行押し切り、中団あたりからの差し。

そこそこのSP持続力と終いの脚は持っているので、近走では着順が安定してきたが、力が出せるのは前々からの粘りこみ。

ダディーズビビッドのコース適正

ダディーズビビッドの競馬場ごとの着度数は次の通り;

  • 札幌(未)
  • 函館(未)
  • 福島(未)
  • 新潟(1-0-2-0)
  • 東京(0-0-1-2)
  • 中山(0-0-0-2)
  • 中京(2-4-0-5)
  • 京都(未)
  • 阪神(1-1-0-2)
  • 小倉(0-0-0-1)

中京コースは好きそう。

右まわりはコーナーで外に膨れるというコメントがある。

走りやすいのは左回り。

ダディーズビビッドの持ち時計(ベストタイム)

ダディーズビビッドの持ち時計は次の通り;

  • 芝1200m:1.06.8 4着(中京)
  • 芝1400m:1.19.5 2着(阪神)
  • 芝1600m:1.34.1 1着(中京)
  • 芝1800m:1.46.3 7着(阪神)

そこそこ速い時計も対応できそうな感じ。

ダディーズビビッドの重馬場適正

ダディーズビビッドの稍重も含めた道悪競馬での実績は;

  • 稍重(0-0-0-2)
  • 重(0-0-1-0)
  • 不良(0-0-0-2)

緩い馬場はあまり好きそうではない感じだが・・・。


ダディーズビビッドの鉄砲実績(休み明け)

ダディーズビビッドの10週(中9週)以上の休み明けでの成績は;

  • 10週以上(0-1-1-5)

叩いてからは;

  • 2戦目(2-1-1-1)
  • 3戦目(1-0-0-3)
  • 4戦目(0-1-1-1)
  • 5戦目~(0-2-0-2)

ダディーズビビッドのローテーション適正

  • 連闘(未)
  • 中1~2週(0-1-0-3)
  • 中3~5週(2-1-0-4)
  • 中6~8週(1-2-2-0)

間隔はしっかり取りたいタイプか?

ダディーズビビッドの枠順適正

ダディーズビビッドの馬番別着度数は;

  • 1~4番(0-1-0-2)
  • 5~9番(3-2-0-8)
  • 10~14番(1-0-2-2)
  • 15~18番(0-2-1-0)

前々から競馬がしたい口なので、枠も内目が理想だろう。

ダディーズビビッドの斤量別着度数

  • 53キロ(0-0-2-0)
  • 54キロ(1-1-0-1)
  • 55キロ(1-1-0-1)
  • 56キロ(2-2-0-5)
  • 57キロ(0-1-1-2)
  • 58キロ(0-0-0-3)

ダディーズビビッドの季節別着度数

  • 12~2月(冬):(1-2-0-4)
  • 3~5月(春):(1-2-1-5)
  • 6~8月(夏):(1-0-1-0)
  • 9~11月(秋):(1-1-1-3)

ダディーズビビッドの好走体重

3着以内の体重は;

  • 468~514キロ

ダディーズビビッドの血統背景

父はキズナ(サンデー系ディープインパクト/日本ダービー)。

母の父はフレンチデピュティ(ND系ヴァイスリージェント)。

フレンチデピュティは米国で走り、ダートの6~8F(約1200~1600m)で活躍。引退後は日本で多くの重賞ウイナーを輩出した。

母方の3代前・Katies(ケイティーズ)を祖とする牝系は、ヒシアマゾン(阪神3歳S、エリザベス女王杯)、アドマイヤムーン(ドバイデューティーフリー、宝塚記念、ジャパンカップ)、スリープレスナイト(スプリンターズS)といったG1馬、他にも重賞勝ち馬を輩出している名門牝系。

最近の馬で近親といえば、エフフォーリア(皐月賞、秋天、有馬記念、日本ダービー2着)。

ダディーズビビッドの近走(重賞)

22/9/11 セントウルS(G2)

中京 芝1200m 良

着順:4着(1.06.8・0.6差)

騎手:竹之下智昭(56キロ)

道中は中団6番手の外、メイケイエールを前に見るかたちで虎視眈々。

4角も6番手で直線に向くと、直線は馬群の外目、メイケイエールの直後から追い上げに入るが、メイケイエールとの差は詰まるどころか開く一方。

しかし自身もジリジリとは伸びており、4着は確保。

今回は時計が速すぎたが、3着馬との差は、内と外の差、この馬もよく走っている。

2022年 セントウルS(G2)のラップ分析&回顧

23/2/26 阪急杯(G3)

阪神 芝1400m(内)良

着順:2着(1.19.5・クビ差)

騎手:浜中俊(57キロ)

道中は先団4番手の最内を追走。

4角も4番手の最内で直線に向き、直線は先に抜け出したアグリを直後から懸命に追い、坂の上りでは一旦離されかけたが、再度盛り返してクビ差まで迫ったところがゴール。

惜しいレースだが、ここは相手が強かった。

この馬も、この時計でクビ差の2着なら悪くはない。

2023年 阪急杯(G3)のラップ分析&回顧

23/3/26 高松宮記念(G1)

中京 芝1200m 不良

着順:着(1.12.6・1.1差)

騎手:秋山真一郎(58キロ)

道中は先団3番手の最内を追走。

4角は2番手の内目で直線に向き、直線は馬場の3分どころから粘り込みを図るが、坂の上りで伸びを欠いた。

前に行った今は総崩れ。

この着順も仕方がない。

2023年 高松宮記念(G1)のラップ分析&回顧

23/5/13 京王杯SC(G2)

東京 芝1400m 良

着順:3着(1.20.5・0.2差)

騎手:浜中俊(57キロ)

道中は先団3~4番手を追走。

4角も3番手で直線に向き、直線は馬場の内目から追い上げに入り、坂の頂上では先頭に立ちかけたが、外から来た勝ち馬に交わされ、そのあとゴール前では2着馬に交わされての3着。

このクラスではそこそこの安定感。力は出しきった。

2023年 京王杯スプリングC(G2)のラップ分析&回顧

23/12/23 阪神C(G2)

阪神 芝1400m(内)良

着順:9着(1.19.6・0.3差)

騎手:浜中俊(58キロ)

道中は中団7番手の中。

4角も7番手の内目で直線に向き、直線は馬群の外目にお進路を取って追い上げを計るが、0.3差の9着まで。

半年ぶりの実戦で0.3差の9着ならまずまず。

次走左回りで人気を落としてくれば狙い目。

2023年 阪神カップ(G2)のラップ分析&回顧

24/3/2 オーシャンS(G3)

中山 芝1200m(内)稍重

着順:11着(1.08.8・0.8差)

騎手:浜中俊(57キロ)

7枠13番から、道中は中団の後ろ、後方寄りの10番手の外。

4角も10番手の外で直線に向き、直線は馬群の大外から追い上げを計るが、バテず伸びず。

外枠で右回りで、千二の距離で、道悪もあまりよくないのだろう。

2024年 オーシャンS(G3)のラップ分析&回顧