ラブリイユアアイズのキャリアはまだ4戦だけなので、近走のみを振り返る。
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ラブリイユアアイズのここまでの走り
21/6/27 2歳新馬
札幌 芝1200m 良
着順:1着(1.09.6・-0.2差)
騎手:団野大成(54キロ)
道中は先団2番手。
4角も2番手で直線に向き、直線入口では早くも先頭に立ち、その後は後続を寄せ付けない走りでゴール。
走破時計もまずまず。
21/8/22 クローバー賞(2歳OP)
札幌 芝1500m 良
着順:1着(1.29.1・-0.4差)
騎手:団野大成(54キロ)
序盤は2番手追走していたが、3角では特に引っかかるわけでもなく先頭を交わしてハナに立ち、4角も先頭のまま直線。
直線では残り200mで完全に後続を振り切って、そのまま2馬身半つける圧勝。
レコードタイの走破時計で連勝。
先行押し切りが板に付いて来た。
21/11/6 京王杯2歳S(G2)
東京 芝1400m 良
着順:3着(1.21.6・0.3差)
騎手:団野大成(54キロ)
7枠11番からスタートは若干遅れ気味だったが、二の脚で先団に取りついて、道中は中団の前、5番手あたり。
4角も5番手で直線に向き、直線は馬群の中ほどから外目に進路を取って追い上げにかかるが、前との差はさほど詰まらないまま。
出遅れてポジションがいつもより後ろになったのは痛かっただろうが、敗因はそれだけか?
初めての中央場所で、速い上りに対応できるか否かは確認できないまま。
21/12/12 阪神JF(G1)
阪神 芝1600m(外)良
着順:2着(1.33.9・0.1差)
騎手:団野大成(54キロ)
道中は中団の前、6番手を追走。
4角も6番手で直線に向くと、直線は馬群の真ん中からムチを飛ばして追い込んでくる。
坂下では先に抜け出していたウォーターナビレラを交わす勢いで追い上げてくるが、ウォーターナビレラを交わすと同時に外からサークルオブライフに交わされての2着。
最後は切れ味の差が出た感じだが、前目につけるとやはりしぶとい。
⇒2021年 阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)のラップ分析&回顧
ラブリイユアアイズの脚質
道中前目にポジションを取って、押し切る競馬が好走パターンだろう。
上りが速いヨーイドンの競馬になってどうかだが、タフな展開には向いていそう。
ラブリイユアアイズの血統背景
父はロゴタイプ(ND系サドラーズウェルズ/朝日杯FS、皐月賞、安田記念)。
母の父はヴィクトワールピサ(サンデー系ネオユニヴァース/皐月賞、有馬記念、ドバイワールドカップ)。
次走、桜花賞(G1)に向けて
次走は4月10日(日)、阪神競馬場 芝1600m(外)で行われる「桜花賞(G1)」。
「阪神JF」上位組がすべて前哨戦を使う中、この馬は本番直行。
いずれにしても前目からしぶとい競馬をする堅実な馬なので、展開次第ではチャンスはある。
⇒その他、桜花賞(G1)の出走馬を分析