2021年10月23日【富士S】終了時点までのデータや実際の走りをもとに、サトノウィザードの好走パターンを分析。
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サトノウィザードの距離適性
サトノウィザードはこれまでに芝1600m~芝2000mまでの距離のレースに使われてきた。
各距離の着度数は次の通り;
- 芝1600m(2-2-1-3)
- 芝1800m(2-2-0-3)
- 芝2000m(1-1-0-0)
ベストは1600mで良いだろう。
緩いペースなら1800mも守備範囲か。
サトノウィザードの脚質
後方あたりにポジションを取って、終い3Fの末脚勝負。
終いの脚は相当確実で、しかも強烈。
ただ、出遅れが多く、ポジション取りが後方になることが多いので、届かずの2着も多い。
広いコース、長い直線を一杯に使って加速するタイプ。
小回りは向かないだろう。
サトノウィザードのコース適正
サトノウィザードの競馬場ごとの着度数は次の通り;
- 札幌(未)
- 函館(未)
- 福島(未)
- 新潟(2-1-0-0)
- 東京(0-1-0-2)
- 中山(0-0-0-2)
- 中京(未)
- 京都(1-3-0-1)
- 阪神(2-0-1-1)
- 小倉(未)
勝ち鞍はあるものの、左回りは内にもたれるので良くないとのことだったが、「関越S」では見事な勝利。
ある程度は修正できたのかもしれないが、締まった流れになるとまだ分からない。
阪神の4鞍はオール外回り。
京都も、デビューから2戦目までは内回りコースを使ったが、それからはずっと外回り。
直線は長いに越したことはない。
サトノウィザードの持ち時計(ベストタイム)
サトノウィザードの持ち時計は次の通り;
- 芝1600m:1.32.7 1着(新潟)
- 芝1800m:1.46.1 1着(新潟)
- 芝2000m:2.01.0 2着(京都)
脚質的には、あまり馬場が速すぎると届かない可能性が大きくなる。
サトノウィザードの重馬場適正
サトノウィザードの稍重も含めた道悪競馬での実績は;
- 稍重(0-2-1-0)
- 重(未)
- 不良(未)
脚質的にも、走れて稍重までだろう。
サトノウィザードの鉄砲実績(休み明け)
サトノウィザードの10週(中9週)以上の休み明けでの成績は;
- 10週以上(1-2-1-1)
叩いてからは;
- 2戦目(1-1-0-1)
- 3戦目(1-1-0-1)
- 4戦目(0-1-0-0)
- 5戦目~(1-0-0-3)
サトノウィザードの枠順適正
サトノウィザードの枠番別着度数は;
- 1~4番(4-1-0-2)
- 5~9番(1-2-0-2)
- 10~14番(0-1-1-0)
- 15~18番(0-1-0-2)
サトノウィザードの季節別着度数
- 12~2月(冬):(1-2-0-4)
- 3~5月(春):(0-0-0-1)
- 6~8月(夏):(2-0-1-0)
- 9~11月(秋):(2-3-0-1)
サトノウィザードの斤量別着度数
- 55キロ(1-0-1-0)
- 56キロ(2-4-0-5)
- 57キロ(2-1-0-1)
サトノウィザードの好走体重
3着以内の体重は;
- 482~512キロ
サトノウィザードの血統背景
父はロードカナロア(ミスプロ系キングマンボ/スプリンターズS連覇、高松宮記念、安田記念、香港スプリント連覇)。
母は2009年の「ロースS(G2)」でレコード勝ち、続く「秋華賞(G1)」で2着に入ったブロードストリート。
母の父はアグネスタキオン(サンデー系/皐月賞)。
サトノウィザードの前走
21/10/23 富士S(G2)
東京 芝1600m 良
着順:2着(1.33.2・クビ差)
騎手:戸崎圭太(56キロ)
スタートで出遅れて道中は最後方17番手。
4角も最後方17番手で直線に向き、直線は馬群の大外から追い上げを計る。
一完歩ごとに先頭を追い詰めて、ゴール前は抜け出したソングラインを強襲するもクビ差及ばず。
緩めの流れも良かったし、トラックバイアスをフルに生かし切った2着だろう。
次走、マイルCS(G1)に向けて
次走は10月21日、阪神競馬場 芝1600m(外)で行われる「マイルCS(G1)」。
阪神の外回り1600mはベストの条件。
出遅れは折り込み済みとして、後方一気が差し届く展開になれば。
回避したもよう。