結果
第22回 富士ステークス (G3)
東京競馬場 芝1600m 稍重
着順 | 馬名 | タイム | 位置取り | 上がり3F |
① | ノームコア | 1.33.0 | 13-12(中団後) | 33.2 |
② | レイエンダ | 1/2 | 16-15(後方) | 33.0 |
③ | レッドオルガ | アタマ | 7-9(中団前) | 33.6 |
レースの上り:34.1
ラップ分析
1着タイム | 上り3F | Lap1 | Lap2 | Lap3 | Lap4 | Lap5 | Lap6 | Lap7 | Lap8 | |
今走 | 1.33.0 | 34.1 | 12.2 | 10.9 | 11.9 | 12.0 | 11.9 | 11.3 | 11.1 | 11.7 |
平均 | 1.32.9 | 34.2 | 12.5 | 11.2 | 11.6 | 11.8 | 11.7 | 11.1 | 11.3 | 11.8 |
(※平均=同コース同レースの良馬場平均(過去7走))
序盤が平均よりもやや速く、その分中盤では少し落ち着いて、上りは例年とほぼ変わらないタイム。
ただし今回は稍重馬場。
稍重馬場を考慮に入れると、前半が少し速いペースで進んだと考えられる。
それでいて、稍重にも関わらず上りを34.1秒でまとめている点からも、前にいた馬には道悪におけるスピードの持続力、後ろにいた馬には道悪における瞬発力が試されたレースとなった。
レース回顧
上位5頭のうちで4頭は、道中を後方で追走していた馬。
先行勢は全滅で、前目の位置で残ったのはレッドオルガ1頭だった。
それだけ後方の馬には展開が向いたと考えられるが、1着のノームコアは、仮にペースが緩んでいたとしても、早めの進出で先団に取り付いただろうし、多少前目の位置にいたとしても、余裕で踏ん張りが効いただろう。
要は、これまでのレースが全て良馬場だっただけに、今日のような馬場を苦にしないということが分かったことが収穫だった。
展開が嵌ったと言えば2着のレイエンダの方かもしれない。
1600mの流れだと、どうしても位置取りが後ろになってしまうだけに、今日の流れは展開が向いた印象。
3着のレッドオルガは、これくらいの持続力は持ち合わせている馬ではあるが、稍重馬場によって走破時計が若干かかったことが良かったのかもしれない。
アドマイヤマーズはやはり、今日のような馬場で、57キロの斤量がネックになった可能性は高いと思う。