結果
2023年 9月3日(日)
第59回 新潟記念(G3・ハンデ)
新潟競馬場 芝2000m(外)良
着順 | 馬名 | タイム | 位置取り | 上がり3F |
① | ノッキングポイント | 1.59.0 | 5-6(中団前) | 33.8 |
② | ユーキャンスマイル | 1 | 10-11(中団後ろ) | 33.6 |
③ | インプレス | クビ | 13-13(後方) | 33.4 |
レースの上り:34.3
ラップ分析
1着タイム | 後3F | Lap1 | Lap2 | Lap3 | Lap4 | Lap5 | Lap6 | Lap7 | Lap8 | Lap9 | Lap10 | |
今走 | 1.59.0 | 34.3 | 13.2 | 11.0 | 11.9 | 12.1 | 12.4 | 12.4 | 11.7 | 11.3 | 11.2 | 11.8 |
過去平均 | 1.58.44 | 34.1 | 12.9 | 11.2 | 11.8 | 11.9 | 12.3 | 12.4 | 11.9 | 11.3 | 10.9 | 11.9 |
差 | 0.2 | 0.3 | -0.2 | 0.1 | 0.2 | 0.1 | 0.0 | -0.2 | 0.0 | 0.3 | -0.1 |
(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去5走))
ペースは明らかに緩い。
しかし後半も特に極端なペースアップもなく、レースの上りも34.3秒と新潟の直線にしては平凡。
最後は終いの脚に覚えのある馬たちの瞬発力勝負になったが、走破時計も平凡で、レベルとしてはあまり高くはない印象。
回顧
1着は2番人気のノッキングポイント。
道中は中団前目5~6番手の最内を追走。
4角は6番手の内で直線に向き、直線は馬群の内目から追い上げに入り、残り300mあたりで先頭に立つと、そのまま押し切ってゴール。
斤量の軽さと、末脚の確かさで掴んだ勝利。
終いの脚はそれほど切れるようには見えないが・・・。
2着は7番人気のユーキャンスマイル。
道中は中団の後ろで脚を溜めて、4角は11番手の外で直線に向くと、直線は馬群の大外から追い上げに入り、徐々に徐々に加速して行って、残り200mを切って先頭を射程圏に捉えるが、ゴール前は1馬身及ばずの2着。
斤量が1キロ増えても昨年と同タイムの2着。
まだまだこのクラス、この相手関係なら力は出せる。
⇒ユーキャンスマイルの分析
3着は10番人気のインプレス。
スタート出遅れて道中は後方13番手の最内。
4角も13番手の最内で直線に向くと、直線は一頭だけ各馬が避ける最内から追い上げに入り、ジワリジワリと先頭との差を詰めて行き、ゴール前2着に上がった瞬間に、外からユーキャンスマイルに交わされての3着。
道中経済コースで直線も最内。
最内の一頭分がそれほど荒れていなかったのなら、このコース取りなら伸びるだろう。
鞍上の好騎乗は評価できる。
1番人気のサリエラは7着。
スタート出遅れて道中は後方12番手を追走。
4角は11番手の内で直線に向き、直線ではジワジワとは詰めてはくるが0.4差及ばずの7着。
上り3Fはメンバー3位の33.8秒。
まあ、こんな脚といえばこんな脚なのだが・・・。
坂の上りでモタモタする印象はあったが、今回を見る限り、坂は関係なく、切れ味自体があまりないということかも。
そうなると、位置取りは、今回のように後ろ過ぎてはダメだろう。
⇒サリエラの分析
3番人気のプラダリアは4着。
道中は中団の前、6番手の外を追走。
4角は6番手の大外で直線に向き、直線は馬群の大外から追い上げに入り、残り400~200mでは先頭を捉えるかの勢いがあったが、残り200mを切ってやや失速気味に。
もともと瞬発力よりも持続力で勝負したい馬だけに、上り勝負ではやや後手に回ったのかも。
また、外枠から終始外々を回った距離ロスも不利にはなったはず。
決して悪い内容ではない。
⇒プラダリアの分析