結果

2023年 1月15日(日)

第70回 日経新春杯(G2・ハンデ)

中京競馬場 芝2200m 良

着順 馬名 タイム 位置取り 上がり3F
ヴェルトライゼンデ 2.14.2 5-5-5-4(先行) 35.0
キングオブドラゴン クビ 3-2-2-2(中団) 35.3
プラダリア クビ 5-5-8-10(逃げ) 34.8

レースの上り:35.4


ラップ分析

1着タイム 後3F Lap1 Lap2 Lap3 Lap4 Lap5 Lap6 Lap7 Lap8 Lap9 Lap10 Lap11
今走 2.14.2 35.4 12.9 11.6 11.8 12.9 12.9 12.6 12.2 11.9 11.5 11.5 12.4
過去平均 2.11.75 35.4 12.5 11.6 11.6 12.6 12.3 12.2 12.0 11.8 11.6 11.8 12.1
0.0 0.4 0.0 0.2 0.4 0.7 0.4 0.3 0.1 -0.1 -0.3 0.4

(※過去平均=同コース同レースの良馬場平均(過去2走))

芝は前日の雨もあって時計のかかる馬場コンディション。

しかしそれを考慮に入れても、道中はかなりのスローペースと見ていいだろう。

後半じわじわと加速していって、残り600mからは11.5秒-11.5秒。

ラスト200mは35.4秒を要したが、上りの3Fは過去平均と同じ35.4秒だったところを見ると、馬場は悪かったが、前半はかなりのスローだったことがわかる。

決め手もあるが、スタミナ、パワー持った馬が上位に入った印象。


回顧

1着は2番人気のヴェルトライゼンデ。

道中は中団の前、5番手の最内を追走。

4角は4番手の内で直線に向くと、直線は馬場の3~4分どころに進路を取って追い出しに入り、直線では逃げ粘るキングオブドラゴンをゴール前でクビ差差し切ってゴール。

展開自体はユルかったが、馬場がタフな分、ハンデ59キロでもなんとかなった。

中京巧者というよりも、タフな馬場やタフな流れにはめっぽう強い。

ヴェルトライゼンデの分析

 

2着は10番人気のキングオブドラゴン。

6枠10番から道中は2番手追走。

4角も2番手だだ、直線は多くの馬が進路を馬場の外目に取る中、この馬は馬場の最内から追い上げに入り、ゴール前あと一歩のところまで粘ってはいたが、ゴール前、59キロの勝ち馬に交わされて2着。

普通なら最後に切れ負けするスローの展開だったが、今回は馬場がタフだった分、上りもそこそこかかって2着に粘れた。

フロックではなく、ちゃんと理由のある2着。

キングオブドラゴンの分析

 

3着は4番人気のプラダリア。

序盤は中団の前、5番手の外を追走。

中盤あたりからは外々を回った影響で中団まで順位を落としていたが、3~4角でスパートして行って、4角は10番手の大外で直線。

直線は馬群の大外からヴェルトライゼンデめがけて伸びてはくるが、0.1差の3着まで。

おそらく道中はかなり外目を走っていて、相当な距離ロスもあったと思う。

それでいてこの3着は、明け4歳がそこそこの成長を見せつけた3着だったのではないか。

位置取りがもう少し前目なら、勝ち負けも微妙だったはず。

プラダリアの分析

 

1番人気のロバートソンキーは5着。

道中は中団やや後ろ、8番手の内目あたりを追走。

4角は6番手の内目で直線に向き、直線は馬場の3分どころから追い上げに入るが、決め手を欠いて5着まで。

ここでの1番人気にはちょっとびっくり。

まあ、実力通りの走りではないか。

 

3番人気のヴェローナシチーは11着。

5枠8番から道中は2番手追走。

4角も2番手で直線に向き、直線は進路を大きく外へ取って粘りこみを計るが、坂の上りでズルズルと後退。

この緩い流れで斤量も54キロなら、もう少し粘れてもいい馬だが・・・。

馬場が堪えた?

ヴェローナシチーの分析